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DOLITTLE / ドクター・ドリトル(2020年6月19日劇場公開)

失意の映画です。冒頭からドリトル先生は失意のどん底にあるのです。まるで自宅に自らを軟禁せざるを得なかった、ちょっと前までの私たちです。

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そのドリトル先生も色々あって、まあ、冒険に出るのですが映画にドライブがかからないんですね。空疎な感じです。

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楽しむべきはロバート・ダウニー・ジュニアのコスプレなのかも知れません。いろんな格好させられてますから。

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「動物と話せる」という特技はもはや当たり前のように物語に組み込まれているので何の驚きもないです。

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アベンジャーズが終わった今、ロバート・ダウニー・ジュニアの心には大きな穴が空いているのだなとわかる映画とでも言いましょうか。

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この日本版のポスターも中心はぽっかり穴が空いたようなレイアウトです。批評家には酷評で観客の評価は真っ二つという映画ですが、日本ではどうでしょうか。

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動物の声を吹き替えた俳優たちはとても豪華です。ただその割に盛り上がらないなぁというのが私の感想。

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このドルビーシネマ用のポスターにはセンスを感じます。


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