JOHN WICK: CHAPTER 4 / ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年9月22日劇場公開)
日本を除くほとんどの地域で2023年3月に劇場公開されて大旋風を巻き起こしました。一応の完結編と言われています。
前半は日本の観客にとっては色々と分かる場面があります。初志貫徹とか言い得て妙。第4作でありながら今ままででいちばん『ジョン・ウィック』の世界観を純粋に追求しています。
真田広之もRINA SAWAYAMAも日本人でありながら日本人離れした雰囲気をちゃんと醸し出していて、キャスティングは成功です。
そして、期待以上に見せ場が多かったのがドニー・イェン。目が不自由で引退しているのにある理由でジョン・ウィック狩りに参加させられます。例によって鬼強いです。
どの場面も構図が決まっていて、ガンアクションをいかに美しく撮るかという野心い溢れています。シリーズ中最高の到達点です。
シャロン役のランス・レディックの訃報が伝えられたことで、よりメモラブルな完結編となりました。もちろんキルカウントはシリーズ中最高値です。