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VOYAGERS / ヴォイジャー(2022年3月25日劇場公開)
英語タイトルは複数形でそのことに意味があるのに、邦題で単数形にしたから見る前からどんな映画?と不安になります。
どうもリチャードという役でコリン・ファレルが出ているらしい、ポスターに書かれた「惑星到着まで86年。乗員は30人の子供たち。出発から10年後 何かが起こるー」ですって。これが見る前の予備知識。
海外でのキーヴィジュアルは宇宙を臨む宇宙船の窓辺でリリー=ローズ・デップとタイ・シェリダンが裸で横たわってる場面に「それはどんな感じ?」と挑発的です。
残念ながら108分では全然語りきれていないし、ネットフリックスのドラマでワンクルーかけて描くようなプロットなので、見せ場の乏しいパイロット版のような映画でした。
大きな問題は、コリン・ファレルの役が物語上、全く機能していないこと。
それから男女の関係における説得力の無さですかね。宇宙船という限定空間も指摘されているように物理的に明らかにおかしい部分も散見されて萎えます。
宇宙版「蠅の王」を目指したらしいのですが、子供以上大人未満の役者ばかり揃えたのでその辺も中途半端でした。
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