42製作映画を観る。THE AUTOPSY OF JANE DOE / ジェーン・ドウの解剖(2017年5月20日劇場公開)
ノルウェー人監督アンドレ・ウーブレダル。珍しい解剖ホラー。
女性の身元不明人を英語でジェーン・ドウと呼ぶのですが、彼女を解剖していてとんでもないことが起きるというお話。
アンドレ・ウーブレダルは人体の損傷描写がたぶん好きなんでしょうね。今作が成功しているのは、損傷しているのは体の内部という設定にしたこと。外傷が全くない死体役のオルウェン・ケリーの美しい体と顔が度々映されるのは悪くないです。
死体が主な見せ場のホラー映画で、ずっと死体を映しているというアプローチには新鮮味がありました。
ただ、過去の伝説に答えを求める辺りから、ちょっとロジックが唐突過ぎて拙速な物語のたたみ方になってしまいました。
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