KOKO-DI KOKO-DA / ココディ・ココダ(2020年10月30日劇場公開)
今年を代表するホラー映画はこれで決まりでしょう。
まず不気味なのが、このポスター。海外配信サイトの新着で見つけて、「これは!」と思ったのが観るきっかけ。しかもこの映画、バスタード・オフスプリング(=ロクでもない申し子)と自己紹介。何の映画の申し子かというと...
つまり、タイムループホラーです。観るまで知りませんでした。
主役はこの3人の家族。バニー一家とでも言いましょうか。この家族をある悲劇が襲います。
この恐怖を見つめる構図が見事です。
この数式は劇中には登場しませんが、映画の内容を説明しています。
この連中は誰?何?という思いを誰もが抱くと思います。観終わった後でもその思いは消えぬままです。
「よく出来た現代の寓話」、「ビッグ・バッド・ウルフより酷く噛まれる」(=どんな寓話の悪役よりも怖い)などの宣伝文句も強烈です。
果たして、あの一家は無事なんでしょうか?無事なわけないんですが、彼らが巻き込まれる悪夢的な悲劇に戦慄するばかりです。そもそもココディ・ココダとは?
”シッチェス映画祭”ファンタスティックセレクション2020の1本として東京・大阪・名古屋で限定公開です。期間中6回興行です。全席満席になるでしょう。
先行して封切られた国ではこんなグッズが売られてるくらい、既にカルト化しています。KOKO-DI KOKO-CAR。
スウェーデンマーク(スウェーデンとデンマークの合成語)から本気のホラーがやってきました。
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