LE CHANT DU LOUP / ウルフズ・コール(2020年9月25日劇場公開)
潜水艦映画に傑作が多い理由は、潜水艦内で全ての艱難辛苦を味わうからです。本作はちょいちょい潜水艦の外でストーリーが展開します。果たしてその効果は?
フランス海軍、全面協力ですから、こんなショットも撮れちゃいます。
これも美しいシーンでした。ただそういう決めの画があっても物語の推進には、やはり障害となっており、残念ながら傑作とはなりませんでした。
最初にこのポスターを見たことがあって、フランス産潜水艦映画を楽しみにしていたのですが、ちょっと期待外れではありました。フランスでは潜水艦映画でもラブシーンが必要とされる映画文化なのかもしれません。
監督のアントナン・ボードリーは元外交官なので大統領令のプロトコールの件は、大変興味深かったです。
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