BLOODSHOT / ブラッドショット(2020年5月29日劇場公開)
コロンビアとしては社運をかけてヴィン・ディーゼルを主役に据えてド派手なスーパーヒーローものを狙ったんだろうと思います。
スパイダーマンがMCUに参画してから大ヒットしているので、アメコミヒーロー物は儲かると、二匹目のドジョウを虎視眈々と狙っているわけです。
ところが、本作は2020年3月13日にアメリカで劇場公開したものの、11日後にはオンデマンド配信になりその目論見は出鼻をくじかれた形。
作品が良ければ評判を呼んで、次作製作の目処が立ってフランチャイズ化出来たのかもしれませんが、プロットがフランケンシュタインなんでちょっと辛気臭い。
ワイスピシリーズでヴィン・ディーゼルが成功したのは運転席に座っているからだと思います。アメコミヒーローに繊細さを求める時代なので。
コロンビア映画は悲劇的なヒーローが活躍する伝統があるので、似つかわしい作品ではあるのですが。シリーズ化は難しいでしょうね。
エイザ・ゴンザレスは美しく輝いてますけどね。
まあ、好みの問題かもですが、私には刺さらなかったですこの映画。
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