A MAN CALLED OTTO / オットーという男(2023年3月1日劇場公開)
スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』のハリウッド再映画化。なんと言っても、トム・ハンクスの演技を楽しむ映画になってます。
オットー(トム・ハンクス)のしかめっ面には理由があるのです。それが観ていくうちに分かるような作りです。過去パートがその種明かしの部分。
現在のパートでは、トイメンに引っ越してきた家族、特に妊婦のマリソル(リアナ・トレビーニョ)との関わりは物語にヴァリエーションを与えるエピソードが満載で見応えがありました。
最近のトム・ハンクスの出演作はかなり実年齢に近い役が多いですね。別に守りに入っているわけではないと思いますが、後進に道を譲る準備なのかもしれません。事実、本作で若い頃のオットーを演じているのはトム・ハンクスの実の息子、トルーマン・ハンクスです。
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