GUNS AKIMBO / ガンズ・アキンボ（2021年2月劇場公開）

ダニエル・ラドクリフのこの写真の姿を見ているだけで心和みます。映画とはいえ、彼にはこんな格好をしなければならない必要なんてさらさらないはずなのに。

日本では2020年にポニーキャニオンの配給で公開が決まっているようです。ニュージーランドのジェイソン・レイ・ハウデン監督作品。

このような作品をあえて選ぶダニエル・ラドクリフの心意気というか企みに賛同します。映画業界に対する「全ての映画に愛を」というメッセージだと思います。

B級映画の定義が「低予算の特定の観客層の受けを狙った作品」であるなら、本作は正真正銘のB級映画です。

ただあのダニエル・ラドクリフが主演という特A級の要素が加わり、既視感で一杯のシーンばかりなのにチャーミングな映画に仕上がっています。

（追記）日本公開版ポスターヴィジュアルです：