RUN HIDE FIGHT / ラン・ハイド・ファイト(2021年10月6日DVD発売)
タイトルは、銃撃事件に遭遇したら取るべき行動規範標語のことです。
ヒューストンではこんな啓発ビデオも製作されています。
映画では女子高生のゾーイ・ハルがスクール・シューター達に立ち向かいます。その予告編。緊迫度合いが伝わってきます。
ゾーイをイザベラ・メイが演じています。新しいアクション・スターの誕生です。
ダイ・ハードで一躍有名になったブルース・ウィリスが登場した時に似ています。とにかく彼女の魅力にグイグイ引っ張られます。
それにしてもここまで周知をしなければならないほど、銃撃事件が社会問題になっているアメリカ社会の状況に戦慄します。
製作配給のデイリー・ワイヤーはアメリカ社会における右派メディアです。映画の内容からは政治色は感じません。実によくできたアクション映画です。
銃撃事件に遭遇した時の最後の手段としてのFIGHTをちゃんと実践して見せてくれるのは、映画の役割を作り手がちゃんと理解しているから。
ロッテントマトでは批評家と観客の評価が真っ二つに分かれています。これは面白い映画の特徴ですね。
映画のバイヤーならこれは買い付けて日本で劇場公開したい映画です。
(追記)結局、DVDスルーです。
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