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INDIANA JONES AND THE TEMPLE OF DOOM / インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(1984年7月7日劇場公開)

第95回アカデミー賞で印象的な再会場面がありました。

最優秀作品賞の発表後の舞台上で

キー・ホイ・クァンとハリソン・フォードです。こういう場面に遭遇するとやはり『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』が観たくなるもの。

1984年劇場公開当時のポスター

本作は、今でも覚えていますが広島宝塚会館にあった宝塚洋画劇場で観ました。特に冒頭のミュージカルからの活劇に大興奮したのを覚えています。

キー・ホイ・クァンが運転する車に飛び乗ってから、まだまだ続くアクションが面白くてたまりませんでした。

本作の酷評の一因ともなった魔宮での食事シーンは、久しぶりに見ても悪趣味でした。

トロッコの場面の迫力は、なんでもCGで出来てしまう今の時代からするとアナログの迫力が画面に刻まれていて感心しました。

そしてクライマックスの吊り橋アクションも、今では考えられないスタントです。ただ中盤のホラー場面の印象が強烈で少し後半は物足りないですね、今観ると。

2021年のインタビューでスピルバーグ自身は本作の出来には全く満足していなかったと、特にホラー場面については「あまりにも暗く、地下に潜りすぎていて、あまりにも恐ろしかった。ポルターガイストを凌駕していると思った」と語っているほどです。

ただ、映画の記憶というのは作品の良し悪しに関わらず、記憶の中に大切にしまわれているのだなということを再発見しました。

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eigadays
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