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先行投資で得をする

映画『ひとしずく』の上映会を行っているとよく「機材はどうしてるの?」と聞かれます。結論からお伝えすると全て自前機材です。

「高いでしょ~」と言われます。確かに機材はそれなりの金額になります。

映画『ひとしずく』上映会で使用している機材リストと金額

150インチ折りたたみスクリーン(16,000円)
プロジェクターメイン機(170,000円)
プロジェクター予備機(140,000円)
ブルーレイプレイヤー(15,000円)
スピーカー2台&ミキサーセット(98,000円)
スピーカースタンド2本(6,000円)
スピーカーケース2個(14,000円)
ビデオミキサー(私物)
iPad(私物)
iPod touch(私物)
プロジェクター台(7,500円)
マイク3本セット(6,000円)
HDMIケーブル多数(25,000円)
音響ケーブル多数(50,000円)
HDMI分配器(7,000円)
電源タップ(2,000円)
ドラムリール(5,000円)

機材総額(私物除く)561,500円

こうしてまとめてみると自分でもびっくりする金額ですが、お金をいただいて上映会をする以上は担保しなければいけないクオリティがあるので必要経費とみています。

もっと余裕があればさらにグレードアップしたいところですがキリがないのでお金をいただいて問題ない上映レベルというのが機材の選定基準になっています。

本当のところスクリーンはもっともっといいものを使いたいのですが、折りたたみできないと移動先に持っていけないということに加え、大きくなればなるほど金額が跳ね上がる世界なので現状はこの形です。(ちなみに理想のスクリーンは180インチで270,000円もします)

ところで、映画『ひとしずく』の上映会はこれまで67会場で行ってきました。毎回このレベルの機材をレンタルしていたらどうなるでしょうか。

同等機材をレンタルした場合の金額

プロジェクターレンタル(2泊3日15,000円)
プロジェクター予備機レンタル(2泊3日15,000円)
ブルーレイプレイヤー(3,000円)
スピーカー2台&ミキサーセット&マイク2本(28,000円)

機材総額(私物や少額なものを除く)61,000円

メインとなる機材だけでこれだけの金額がかかります。

それでは比較してみましょう。

自前機材で67会場の上映を行った場合の機材費:561,500円
561,500円÷67=1回あたり8,380円

レンタル機材で67会場の上映を行った場合の機材費:4,087,000円
※1回あたり61,000円

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