「人生で初めて観た映画は『ゴジラVSスペースゴジラ』でした」〝バキ童〟初主演作『怪獣ヤロウ!』はご当地映画にして全てを“ぶっ壊す”奇跡のエンタメ怪獣映画!主演・ぐんぴぃ×監督・八木順一朗インタビュー 前編
「バキバキ童貞」というパワーワードがSNS上で大バズリし、芸人としての確かなパーソナリティとも相まって、「バキ童」という呼び名で若者を中心に人気を博し、今やYouTubeチャンネル登録者数約170万人以上を記録する、お笑い芸人ぐんぴぃ(コンビ名「春とヒコーキ」)。
ドラマ『大病院占拠』(2023年)では情報分析官役として出演。抜群の存在感と演技力で、俳優としても認知度を高めていった。そのぐんぴぃが初主演を務める映画『怪獣ヤロウ!』が2025年1月31日から全国公開される(岐阜県では1月24日に先行公開)。
監督は、ぐんぴぃの所属先である芸能事務所タイタンにてマネージャー兼映像作家として活躍する八木順一朗。2020年にタイタンの芸人たちが大挙して出演する『実りゆく』で長編映画監督デビューを果たし、その年のブルーリボン賞作品賞にノミネート。また2022年には東海テレビにて剛力彩芽主演の正月ドラマ『家族の写真』を製作。先行きの見えないコロナ禍の中、愛知県豊橋市の文化背景を軸に、愛する者を失った父娘の和解のドラマを情趣ある演出で魅せていった。
本作『怪獣ヤロウ!』は刀鍛冶と鵜飼いの伝統を受け継ぐ岐阜県関市を舞台にした、いわゆるご当地映画。しかし、物語は高圧的な市長から観光映画の製作を命じられた冴えない観光課職員が主人公で、当たり障りのないご当地映画を作ることに疑問を抱き、子どもの頃の夢であった怪獣映画の製作になりふり構わず突き進むことになる。そのため本作は昭和・平成の怪獣映画のオマージュが随所に散りばめられており、さらにクライマックスでは伊福部サウンドを彷彿とさせる音楽まで流れるというこだわりっぷり。他のご当地映画とは一線を画した内容となっている。
また主演のぐんぴぃ以外にも、豪華かつ実力派の俳優が出演しているのも本作の特長。ヒロインに初代欅坂46のキャプテンで、現在俳優として目覚ましい成長を遂げている菅井友香。脇役陣を手塚とおる、三戸なつめ、平山浩行、田中要次、麿赤兒といったベテラン勢が固める。そして伝統を重んじるあまり、怪獣映画に理解を示そうとしない市長に清水ミチコが配役。“らしさ”を醸し出しつつ、物語を否が応でも盛り上げていく。
今回、ぐんぴぃと八木順一朗にインタビューを敢行。取材当日、日本刀(レプリカ)を携えてぐんぴぃが姿を現したかと思えば、八木監督は往年のスタン・ハンセンよろしく投げ縄を手にしたテンガロンハット&ウエスタンブーツというカウボーイファッションで登場!?(ぐんぴぃが日本刀を手にしているのは、本作で関市の伝統「刀鍛冶」がフィーチャーされているからだが、監督のカウボーイ姿はただの趣味とのこと)。ぶっ飛んだ出で立ちで取材の場に現われた2人だが、共に平成特撮世代であり、平成ゴジラシリーズと平成ガメラ三部作で育ったと熱く語る。ご当地映画でありながら、怪獣映画としてエンタメに振り切った本作の魅力についてお聞きした。
取材・文◎『映画秘宝』編集部(今井あつし)
●人生で初めて観た映画は『ゴジラVSスペースゴジラ』
——本作『怪獣ヤロウ!』をぐんぴぃさん主演で企画された経緯から教えていただけますでしょうか?
八木 僕の故郷は岐阜県関市なんですけど、僕が以前に監督した東海ドラマ『家族の写真』(2022年)を関市の関係者の方がご覧になられて、「ぜひ関市の観光映画を作ってほしい」と連絡をいただいたんです。『家族の写真』は愛知県豊橋市のご当地ドラマでもあって、その手腕を評価してくださったんですね。僕も「故郷のために恩返ししたい」という思いがありました。ちょうどそのタイミングで観光課が〝関市PRする映画に助成金を出す〟というプロジェクトを立ち上げたので、思い切ってエントリーしました! 子どもの頃の夢を封じ込めて大人になってしまった男を主人公にしながらも、エンタメに振り切ったポップな怪獣映画にしたい。そのためにはお笑い芸人で演技力も評価されている、ぐんぴぃを物語の中心人物に据えるのが打ってつけだろうと。それに彼も怪獣好きで、以前からよく怪獣の話をして2人で盛り上がっていましたから。
——なるほど。ぐんぴぃさんは元々怪獣映画がお好きだったんですね。
ぐんぴぃ そうなんです。人生で初めて観た映画が『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994年)で、今もめっちゃ好きなんですよ。僕は福岡出身で、あの映画も最後は福岡が舞台になるじゃないですか。自分が知っている景色がぶっ壊されるところを見て、怖さよりも不思議な爽快感を感じたんです。人間が街をぶっ壊したらテロになっちゃいますけど、ゴジラという圧倒的な存在が破壊すると「こんなに楽しいんだ」と興奮しました。
●子ども部屋おじさんとしての存在感と監督の苦い実体験
——では、本作の主人公である怪獣映画好きの山田くんのキャラクターはすんなり受け入れられたんですね。
ぐんぴぃ 実は主演なんて畏れ多くて、一度は断ったんですよ。でも、脚本をちゃんと読むと山田の気持ちが痛いほど分かるし、何より僕を当て書きして執筆したんだろうなというのが伝わってくる。童貞の役ですしね(笑)。例えば、実家で母親に「あんたはどうしてそうなったの?」と咎められる場面でも、カッコ良い役者の方が演じたところで説得力がないじゃないですか。でも、自分が演じることで子ども部屋おじさんとしての存在感が際立つだろうと。実際に出来上がった映像を観ると、監督はそういった山田の生態をノンフィクションのような感じで仕上げてくれて自分でもビックリしました。役者冥利に尽きますね(笑)。
——映画の冒頭、中学生時代の山田くんが手作りの怪獣映画を作って体育館で上映したところ、全校生徒に笑われた過去が描かれますが。
ぐんぴぃ あのシーンは八木監督の実体験をそのまま映画にしたんです。実際に八木監督は中学の時に自分の作った映画を流して、みんなから笑われた経験の持ち主で、だから妙に説得力があるんですね(笑)。
八木 山田くんが作ったのは怪獣映画でしたけど、僕の場合、中学生らしく背伸びした小難しい映画だったんです。でも、「これが映画かよ」と野次られて。そんな中でひとりの教師が「俺は良いと思ったから、映画を作り続けろ」と言ってくれたんですよ。その言葉がなければ、とっくの昔に映画を諦めていたかもしれない。本作では田中要次さんが教師役で山田くんを励まします。それにあのシーンは自分が通っていた下有知中学校にお願いして、実際に僕が体験した体育館で撮影させてもらいました。だから、山田くんは僕そのままなんです。
●舞台となる岐阜県関市について
——本作は岐阜県関市のご当地映画でありつつ怪獣映画という、ジャンルを越境した内容です。製作するにあたっていろいろと苦労があったと思われますが。
八木 やっぱり「変なものは作れない」というプレッシャーが一番大きかったですね。
ぐんぴぃ 下手なものを作ってしまうと、二度と実家に帰れなくなるから(笑)。
八木 けれど、関市のことを面白く描けるのは、そこで生まれ育った自分しかいないという自負心もありました。関市の市役所が立ち上げたプロジェクトなので、最初は当たり障りのないご当地映画を求められているんだと勝手に思っていたんです。けれど、自分が本当に撮りたいのは怪獣映画で、その気持ちをそのまま映画にしようと思い直した結果、関市の市役所職員の山田くんが観光誘致のために怪獣映画を作ろうと奮闘する物語になりました。
——ぐんぴぃさんは福岡出身ということですが、この映画の撮影で岐阜県関市に現地入りされた際、どのようなご印象だったでしょうか?
ぐんぴぃ こんなこと言うと怒られちゃいますけど、最初は関市という土地があること自体知らなかったんです(笑)。それで現地入りした時、ちょうど「刃物まつり」というお祭りが開催されていたんですよ。
八木 関市は代々刃物の鍛冶が盛んなところで、「刃物まつり」は年に一回開催される関市総出の伝統行事なんです。
ぐんぴぃ 規模もすごくて、15万人ぐらい観光客がやってくるんですよね。出店では包丁なども売っていて、言ってしまえば殺傷能力のあるものじゃないですか。「こんなにも人が来るところで、そんなものを売って大丈夫なの?」って(笑)。でも、夜になると、それまで人がごった返して歩くのもままならなかった大通りが、打って変わって人っ子ひとり歩いていないんですよ。ゴーストタウンのように静まり返って、狐につままれたような気持ちでしたね。
八木 映画でも山田くんが原付バイクで寂れた商店街の中を走りながら、「誰もいないな」と思うシーンがありますが、あそこは「刃物まつり」の開催地で、ぐんぴぃが初めて関市に入った時は人で一杯だったんですよね。でも、祭りが終われば元のシャッター街という。
ぐんぴぃ 夜の寂しい商店街を歩きながら、八木さんが「だから、関市を盛り上げたいんですよ」と口にしたのを覚えています。
●怪獣映画は人を熱くさせる
——映画の前半、山田くんたちが怪獣映画を製作することになった際、関市の人たちが賛同する場面がテンポ良く描かれますが、実際に地元の人たちもこの映画に対して非常に協力的だったとお聞きしました。
八木 この映画を作る前に地元のお店などに「ご当地映画を作るので協力してください」と挨拶しに行くと、最初はあまり乗り気ではなかったんですけど、「怪獣映画なんです」とお話すると、「普段は許可しないけど、怪獣映画なら協力するよ」と仰ってくれて。山田くんが映画を撮っていく過程が、僕が『怪獣ヤロウ!』を作った過程とリンクしていて、結果的にドキュメントみたいになっていますね。
ぐんぴぃ この映画の協賛企業は八木さん自身が会社に赴いて掛け合ったんですよね。大企業の社長さんも実は怪獣好きで、怪獣オタク同士、熱い会話が交わされたという。
——怪獣って、やっぱり人の心を掴むものなんですね。
八木 怪獣ファンは潜在的に多いなとつくづく思いましたね。普段は怪獣のことなんてオクビにも出さないような社長さんが、実は怪獣好きという。怪獣って、それだけ人を惹きつけるパワーがあるんだなって。
●怪獣ファンの夢が詰まった造形工房
——本作の中盤で本多英二という、どこかで聞いたことのある怪獣映画の監督さんが登場します。ベテランの麿赤兒さんが演じておられて、本多監督の工房には特撮に関する様々な造形物が所狭しと飾られている。あの場面は特撮ファンのツボを押さえた場面でした。
八木 本多英二は劇中世界で数々の怪獣映画を作り続けた伝説の監督ですので、その工房となると、怪獣の着ぐるみやビルのミニチュアセット、メーサー車などのプロップが並べられているだろうとスタッフさんたちと話し合っていくうちに、美術さんたちが「じゃあ、アレもいりますよね?」「コレも用意しましょう」と膨らませていったんです。
ぐんぴぃ またスタッフの皆さんが特撮大好きな人たちばっかりだったんですよね。
八木 あの造形工房は関市から離れた郡上市という片田舎にある工場を利用させてもらったんですけど、そこにスタッフさんたちが細々と飾り込んでくれたんです。怪獣ファンにとって、まさに夢のような空間になりました。
——内引き用のミニチュアなどもあって、特撮博物館や特撮のDNA展さながらの迫力がありました。造形物は専門の業者から既成のものをお借りしたのでしょうか?
八木 倉庫にあるものは、ほぼこの映画のために作られたものです。もちろん中にはお借りしたものもありますけど、この映画で壊すことになるビルのミニチュアなどは美術さんが一から作ってくれました。
——本作は怪獣映画の撮影の裏側を舞台にしたバックステージものでもありますが、ぐんぴぃさんはミニチュアセットでの撮影シーンに対して、どのような印象だったでしょうか?
ぐんぴぃ セットの中を歩くたびに床に撒かれた粉が粉塵として舞っていくんですよね。近くにいると思わず咳き込んじゃうけど、映像になると、まさに怪獣が街中を歩いている臨場感が出ていて迫力がありました。スタッフの皆さんがセットを組む際も「車はどこに置こうか」とひとつひとつこだわってミニチュアを設置していくんですよ。現場では「もっとこうしたら怪獣映画っぽくなるよ」「これは『シン・ゴジラ』(2016年)にあったカットだ」といった言葉が常に飛び交っていましたね。
八木 特撮マニアばかりだから、もう会話がキモかったですね(笑)。撮影に入っても「あのカットは『ガメラ2 レギオン襲来』(1996年)のあのシーンだよね」といちいち指摘してくるんですよ。
ぐんぴぃ 「覚えてないよ、そんなシーン」って(笑)。とにかく、みんな情熱があって現場の熱量はいつも高かった。
●ベテランスタッフも参加して、怪獣映画のエッセンスを凝縮
——確かにこの映画には、昭和や平成などの怪獣映画のオマージュが随所に差し込まれています。
八木 もう好きなものを全部詰め込みましたね。周りが全員特撮キモオタなので(笑)。「こういうのやりたいんだよね」と要望を述べると、どんどんアイデアを出してきてくれて、結果的にみんなが好きな怪獣映画のそれぞれのエッセンスがギュッと凝縮したものになりました。
——ネタバレになるかもしれませんが、この映画では実際の爆破シーンもありますね。
ぐんぴぃ 操演で火薬を取り扱うご年配のスタッフさんがいて、話をしてみたら「『シン・仮面ライダー』(2023年)は大変だったよ」って、長年特撮作品に携われてこられたベテランの方だったんですよ。年季の入った職人さんだけに「こんなスモークじゃダメだ。やり直せ」と、何かとダメ出しするんですよね。
八木 ベテランでこだわりが強いだけに仕事には厳しかったですね。
ぐんぴぃ 一度試しに爆破するところを見せてくれたんですけど、「スゴいですね!」とみんなで褒めたら、「嬉しいな! じゃあ、サービスしちゃおうか」って、予定よりも多めに火薬を足していったんですよ(笑)。
八木 火薬がこんもりと盛り上がっていました(笑)。
ぐんぴぃ いざ本番になると、案の定とんでもない爆発になって、セットの天井に張ってあった幕が少し焦げちゃった(笑)。編集時にCG担当の人が、別のスタッフが作ったVFXだと勘違いして画面の中の爆破をドラッグしたところ、全く反応しないので「この爆破は本物だったのか!」と驚いたそうです(笑)。現場のスタッフさんたちが「CGに頼り切らないで、昔ながらの技術で怪獣映画を撮ることになって本当に嬉しいよ」と情熱でやってくれたのが良かったですね。それは劇中で本多監督が山田にハッパを掛ける展開にも通じますから。
●怪獣映画には復讐したいという思いが込められている
——清水ミチコさんが関市の市長役で出演されて、伝統を重んじるあまり怪獣映画を否定する人物として描かれます。八木監督の長編映画デビュー作『実りゆく』(2020年)も、「リンゴ農家の伝統」と「お笑い芸人としての夢」の狭間で苦悩する若者が主人公でしたが、八木監督の中で〈夢と伝統〉がキーワードだと思いました。
八木 僕の両親は教師で、幼少の頃から「こうしなさい」と言われ続けてきた人生だったんです。学校に入れば先生から「こうしなさい」、社会人になれば上司から「こうしなさい」と言われてきた。それに対して「本当はこういうことをやりたいんだ」とずっと悩み続けていたので、自分が作る作品にもそういった葛藤が強く反映されていると、今回改めて思いました。
——ぐんぴぃさんは今回の映画で八木さんの世界観を体現されたわけですが、改めて八木さんの想いをどのように感じられたでしょうか?
ぐんぴぃ 今までいろんな軋轢があったんだなと思います。やっぱりこの映画は八木さんの話だと思いましたので、山田くんのキャラクターについては絶えず八木さんに確認していきました。「映画を撮れる夢が叶うかもしれないと分かった際、どのような気持ちでした?」と聞いたところ、「狂ってしまうぐらい嬉しかった」と返ってきたので、「じゃあ、もっとイカれた演技で良いですね」って(笑)。
八木 ぐんぴぃは「この台詞に関して、どのような感情で言えばいいですか?」と細かく聞いてくれるんですよ。一緒に山田くんを作っていった感じでした。それこそ脚本で「飛び跳ねる」「白目を向く」「暴れ回る」と、たった1行しか書いていない箇所でも、僕が想定していた何倍もの演技で表現してくれましたね。
ぐんぴぃ 何だかんだ言っても八木さんは面白い人ですから。今日の取材も自分が作った映画の大事なプロモーションなのに、なぜカウボーイファッションで来たのか意味がわからないですし(笑)。とにかく今回の映画で暗くしすぎない作風に八木さんらしさを感じました。いろんな重圧を打ち破ろうとする胆力はこちらも学びにはなりますかね。
——山田くんは「怪獣映画を撮りたい」という夢と同時に「すべてを破壊したい」というヤバさも抱えていて、一歩間違えれば陰湿になるところを、ぐんぴぃさんが絶妙なバランスでポップに演じられています。その点で意識されたところは?
ぐんぴぃ 僕は逆に「山田はもっとポップな役だと思っていたのに」という感じでした(笑)。ラストで「これは僕の復讐ですから」といった台詞が出てきた時、「こいつ、まだ怒っているんだ!?」って(笑)。それこそ八木さんは中学時代に自分の映画を笑った奴らに復讐したい気持ちを持ち続けている。「山田くんのキャラを考え直さなきゃ」とは思いました。まあ僕も復讐したい派ではあるので、その気持ちはわかるんですけどね。
八木 決して晴れやかな人生を送ってきた側ではないので。やっぱり表現の根底には怒りがあって、怪獣に通じるエッセンスをずっと抱えながら生きてきましたから、ぶっ壊すのは必然でした。それが僕の作りたかった怪獣映画だったと思います。今回「“怪獣映画”を作る映画」なので、ある意味で怪獣という存在に対して僕なりの意見を込められたのは嬉しかったですね。
※『怪獣ヤロウ!』ぐんぴぃ&八木順一朗インタビューは、2025年1月21日発売の本誌『映画秘宝』2025年3月号に続きます。後編は2人が最も好きな怪獣映画をはじめ、タイタンという事務所の特色、そして爆笑問題の太田光さんなどについて、いろいろと語っていただきました。乞うご期待!
<プロフィール>
ぐんぴぃ
1990年3月31日生まれ、福岡県出身。お笑い芸人。2019年に受けた、街頭インタビュー動画がネットで話題を呼び、YouTube登録者は170万人を超す人気者に。テレビやラジオも数多く出演している。またドラマ『大病院占拠』(2023年)と『新空港占拠』(2024年)では情報分析官役を演じ、その存在感と演技力が評価された。
八木順一朗(やぎ・じゅんいちろう)
1988年生まれ、岐阜県出身。日本大学藝術学部映画学科監督コースの卒業制作で監督した映画を機に、株式会社タイタンに入社。以降、爆笑問題、橋下徹、辻仁成、太田光代などのマネージャーを務める。2018年に予告だけの映像作品『実りゆく長野』が「第3回MI-CAN未完成映画予告編大賞」で「堤幸彦賞」を受賞。2020年に長編映画『実りゆく』を製作。第63回ブルーリボン賞 作品賞にノミネートされる。また2022年に東海テレビで『家族の写真』を監督。
『怪獣ヤロウ!』
2024年/日本/80分
監督・脚本:八木順一朗/特技監修:中川和博
出演:ぐんぴぃ、菅井友香、手塚とおる、三戸なつめ、清水ミチコ ほか
配給:彩プロ
©チーム「怪獣ヤロウ!」
1月24日(金)岐阜先行公開、1月31日(金)全国公開