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今年も敗戦記念日がやってくる。戦争は簡単には終わらない。防衛費増額、戦力増強をいくらやっても、戦争はしないのが真の勝者だ 第一次〜二次対戦編
順不同ですが、心に傷が刻まれた戦争映画のリストです。
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サム・ペキンパー監督、ジェームズ・コバーン主演。独ソ戦の最中、最前線で
戦った兵士と、勲章欲しさに無茶を強いる上官の対立。
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原作・脚本・監督をすべてダルトン・トランボが担当。第一次大戦の戦場から帰って来たジョニーは全身傷だらけでかろうじて生きている。戦場を離れた場所でなおも続く恐怖。戦争映画の中で最も救いがない、孤高の1本。
『橋』
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ベルンハルト・ニッキ監督の1959年の西ドイツ映画。まだ訓練も済んでいないドイツの学徒兵が使用しない橋を爆破する命令を受ける。
『炎628』
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独ソ戦の最中、ソビエトの領地に侵入したドイツ軍は無差別大量殺人を行う。かろうじて生き残った少年が目にする凄まじい地獄絵図。監督エレム・クリモフ。
『プライベート・ライアン』
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この1本で従来の戦争映画のあり方を転覆させてしまった、スティーブン・スピルバーグの本格戦争映画。お互いが生き残るために見せる命乞いなど残酷な笑いにも
満ちている。
『イングロリアス・バスターズ』
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ナチスに家族を皆殺しにされた少女、そしてユダヤ系軍人たちによる決死部隊が、ナチスのプロパガンダ映画プレミア会場に潜入、ヒトラーはじめとするナチス上層部を全滅させるべく戦いを挑む。しかしナチスを滅ぼしたのは当時使われていた可燃性のフィルムだった。クエンティン・タランティーノは映画を武器に20世紀の悪を断罪した。