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映画.com noteはじめます
2020年、私たちにできることは何だろう。
そう思って、noteはじめます。
「映画のある人生を応援するメディア」を目指して。
その名も【映画.com Style】です。
これまで映画.comでは、映画を見るすべての人へ、より役立つ情報を発信してきました。そこでは中立的な立場で、正確な情報を伝えることを重視してきましたが、映画.com Styleでは少し違う活動をしていきます。
あなたの“日常”を、映画を通じてよりスペクタクルなものに。映画やエンタメを、もっと好きになってもらえるように。あなたの“好き”をもうひとつ深めるメディアとして、情報を発信していきたいと考えています。
・みんなが注目している作品やニュースって何だろう。
・週末に観たほうがいい映画って何だろう。
・こんな気持ちの時に観るといい映画って何だろう。
そんな皆さまの思いに応え、「あ~映画っていいな~」ともっと感じてもらえるお手伝いができる、そんなメディアになれればと思っています。
そもそも映画.comってご存じですか?
こんなロゴの
こんな作品ページとか
Twitterとか
実はもう、22年近くやっているメディアです。映画専門Webメディアとしては、最古参の部類に入ります。Googleとかで「映画」とか検索したときなんか、ふと通っていたりするかもしれません。
自前のサイトがあり、日々最新情報を更新し続けている私たちが、どうしてnoteをはじめるのか。それをもう少しだけお話しさせてください。
変化の年、2020年
2020年は、誰にとっても変化を強いられる年になったと思います。映画業界に、そして私たち映画.comにも、非常に厳しい変化の波がおとずれました。
4月には日本政府が緊急事態宣言を発令し、映画館・劇場が休業を余儀なくされることに。営業が再開されても、
・座席数の販売を従来の半分に
・劇場内での飲食を制限
・鑑賞時はマスクを着用
など、映画館での鑑賞スタイルが抜本的に変化しました。
一方で、なかなか劇場で見ることがかなわなかったジブリの旧作が劇場で公開されたり。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、日本の歴代興行収入記録を塗り替える瞬間が目前に迫っていたり。さらに各種VODサービスにより、自宅での映画体験がさらに豊かになってきたり……。
暗いニュースだけでなく、いち映画ファンとして、嬉しいニュースも聞こえてくるようになりました。
映画.comは1998年の立ち上げ以来、「映画のことなら映画.com」というスローガンを掲げ、より多くの人々に映画情報を発信し続けてきました。
創業者の駒井曰く、当初は「映画の目利き」をしよう、毎週何十本と公開される映画の中から、何を見ればいいのか提案する映画情報サイトというコンセプトでスタートしました。
やがて、現在・過去・未来と、日本で公開されるすべての映画を網羅したデータベースが完成し、現在地 から近い映画館や上映スケジュールを教えてくれたり、どんな映画がヒッ トしているのかがわかったり、俳優やクリエイターたちのインタビューが読めたり、ただ映画を見るだけではわからなかった“裏側”が知られたり……。そんなことを、映画.comでは提供し続けてきました。
ところが現在は、緊急事態に見舞われ、「映画を見ること」の意味が変わりつつあります。次に私たちができることは、一体なんだろう。
“不要不急”とは何か。
“不要不急”という言葉が、エンタテインメントに与えた影響は計り知れません。娯楽は人が生きる上で、必要不可欠ではない、と誰かが言います。確かにエンタテインメントが根こそぎ消滅しても、人は生きることはできるでしょう。しかし、もしそうなった世界で、人は“生活”することができるのでしょうか。
音楽があったから、お笑いがあったから、演劇があったから、ドラマがあったから、映画があったから、寂しい時でも笑えたり、苦しい時に思いっきり泣いたり、つらい時でも前を向いて歩くことができた。みなさんもそんな経験があるのではないでしょうか?
私たち映画.comで働くメンバーにも経験があります。だからこそ映画が好きで、数ある職業のなかから“この仕事”を選び生きてきました。
不要不急の世の中で、私たちが映画のためにできること。それはやっぱり、映画を通じてよりスペクタクルな日常を味わえたり、「映画っていいな」と感じてもらえるような記事コンテンツを、もっと踏み込んで提供しよう。
それが、【映画.com Style】でのミッションです。具体的にどういうことをしていくのかは、これからのお楽しみです。
このメディアは私たちだけではつくれません。
今、これを読んでくださっている映画が好きなあなたとともに、このメディアは成長していきます。
noteというプラットフォームを使って、どんどん映画好きの皆さんと交流しながら、みんなで映画を盛り上げていくためにできることを探していきたい、そう思っています。
そのお力添えをいただきたいと思っておりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
映画とともに生きるために。
映画.com Style はじまります。