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ニートの『ペルソナ3リロード』プレイ日記-6

 どーも皆さんこんにちは。心はニートのアルバイターです。ペルソナは一度プレイし始めるとなかなか画面から離れられないですよね。きっと何かの魔力が込められているのでしょう。アブラカダブラ。
 今回は内容が少しボリューミーやもしれません。というのも物語もいよいよ終盤に入り始めたといったところだからです。次回の日記からは最終章に突入です!

〜真田パイセンのペルソナ覚醒-後ろを振り向かない漢〜

カポネ・ベッジみたい

 物語も後半になり、各キャラクターのペルソナが覚醒し始めております。ペルソナは自己の精神で影、もう1人の自分とも言える存在です。よって、本人の大きな心の動きや成長を通して、通過儀礼的にペルソナも覚醒するのです。こういう設定好きです。
 真田パイセンは強い男です。自分の力の及ばない範囲で何かを失い続け、簡単に過去に引きずり込まれるような誘惑があっても、そこに負けず、前を向き続けます。普段は天然モノボケ王なところもありますが、芯の部分は強く揺るぎません。まさに漢でしょう。残された漢の活躍にこれからも期待したいですね。
 ちなみに元々の真田パイセンのペルソナはポルデュークス。そう前回の記事で紹介した双子座のもう一つです。カストルとポルックス。この関係性もいいですよね。そして、ポルデュークスは覚醒し、カエサルになります。そう、かの「賽は投げられた」で有名なカエサルです。真田パイセンの覚悟が伝わる覚醒でした。 
 よかったらカストルに軽く触れてる前回の日記も見てやってください。

〜荒垣パイセンが残したモノ〜

ペルソナ3はストーリーの重厚感がすごいですね

 これは荒垣パイセンのサブストーリーを一通り見た上で、事の顛末が起きた後、寮の荒垣パイセンの部屋に行くと入手ができました。ある程度条件を満たさないとゲットできない気がするので、ストーリーちゃちゃっと勢だと入手してない人もいるのではないでしょうか。そしてペルソナシリーズでは入手したアイテムのinfoを読むのもまた一興なのです。
 今回のinfoの「荒垣が未来を考えた証」と言う表現は、メインストーリーと荒垣パイセンのサブストーリーを併せて見た後だと、これ以上ないと感じさせる言葉じゃないでしょうか。この辺りのストーリーからやはりペルソナ3らしい雰囲気になってきますよね。今からラスボス戦が楽しみでしょうがないです。「全ての人の魂の戦い」ペルソナBGMの中で1番好きなんですよね。

〜天田のペルソナ覚醒-重い枷を背負った小学生〜

ヒーローロボと輪のようなデザインなのかもしれない

 天田もまた、荒垣パイセンとの顛末を経て、ペルソナが覚醒しました。天田君は少し背伸びをした小生意気な小学生ですが、小学生が背負うにはあまりに重すぎる枷を持っています。大人でさえ大変なことなのに、あまつさえ小学生が抱えるにはあまりに酷な経験をしますが、そこを乗り越え、特別課外活動部の活動に参加する天田からは静かな心意気を感じます。彼は間違いなく立派な大人になるでしょう。
 ちなみに天田君のペルソナについてはそんな深い考察はないです。ネメシスはどうやら「義憤」を象徴するギリシア神話の女神だそうです。そしてカーラ・ネミはインドの聖典『ヴェーダ』に名前が記されている女神だそうで「時の輪の外輪」やら「天球の外輪」はたまた「黒い森」を意味しているそう。天田君に照らし合わせるなら、怒りと復讐だけに身を置いていた状態からもっと明鏡止水的な領域に向かいつつあると言う感じでしょうか。

〜風花のペルソナ覚醒-意義を見つけた少女〜

敵だったらどれだけ恐ろしいことか

 我らの頼もしいナビゲート役でお馴染みの風花ですが、彼女のペルソナも覚醒しました。ルキアからユノというペルソナに。ルキアはスウェーデンの物語に出てくる妖精だったり、古代の女神でキリスト教とよく結びつけられるみたいです。Luciaという綴りで「光」を意味します。義務教育の音楽の授業でナポリ民謡の「サンタ・ルチア」はご存知の方も多いのではないでしょうか。そう、そのLucia(ルチア)です。
 そしてユノはローマ神話の女神で、ギリシア神話でいうところのヘラと同じポジションらしいです。主神ユピテル(ゼウス)の正妻であり、女神の中でも最高権威。結婚と出産の守護神であると同時に、ユピテルの浮気に悩まされ、神話上では復讐劇がたくさんあるそうです。
 風花のキャラクターを考えると、彼女は復讐とかいうキャラではないので、チームの守護神というニュアンスなのでしょう。特別課外活動部の活動には風花のナビゲートという案内灯が必須で、チームにとって言葉通り「光」だった存在から、「守る」という意義を見つけ、チームの守護神にまで昇華したという解釈が綺麗でしょうかね。本当に風花のハイ・アナライズとテウルギアには頼りまくっている。ペルソナシリーズのナビ役は優秀すぎる。

〜4人目のコミュMAX〜

ぎゃんかわ

 しばらくぶりですが、4人目のコミュMAXはゆかりです。センスを磨き上げたあと、猛烈にゆかりのコミュだけ進めました。そしてしっかり恋人に。今回はゆかり一筋でいかせてもらおうかと。コミュが進むにつれ、ニタニタしながら進めておりました。
 余談ですが、ペルソナ3ではコミュを進めてる仲間からメールで色々とお誘いが来ます。ケータイがガラケーなことからも時代を感じますが、文面の絵文字や顔文字、ワードチョイスなんかからも懐かしいスパイスを感じます。ゆかりは文面だとかわいい動物の絵文字とかを使ってくれます。ただ1週目だとやることありすぎて、ゆかりとデートしてる暇がないんですよね。トホホ、、、
 さらに余談ですが、ゆかりと放課後過ごした後に、タルタロスに行くと、探索中に「さっきまで一緒にいたのに変な感じだね」と言ってもらえます。彼女感!!!

~物語が最終章へ、ストレガとの対戦~

このシチュエーション、、たまらん

 ストレガの二人、タカヤとジンとついに戦うことになりました。ただでさえ数の暴力なのと、僕がレベリングお化けなせいで戦闘自体は本編じゃないのですが、ここのBGMがめちゃくちゃかっこよかった。景観も相まって非常に高ぶる音楽でした。やっぱペルソナは戦闘BGMが至高。ストレガも個人的には嫌いじゃないので、ここのサイドストーリーとかもあったらおもしろそうですよね。意外と堀りがいありそう。彼らが育った施設での話とか、タカヤとジン、チドリがどう出会っていくのかとか。
 タカヤの思想はいわゆる終末思想とか千年王国論的な考え方が含まれているとも思うのですが、向かう方向性というか、目的が違えていなければ主人公と良い関係が築ける人物なのだろうなと思ったりします。ペルソナ5のジョーカーと明智みたいな。まあ荒垣パイセンに対する仕打ちは許しませんけどね!?!?

~5人目のコミュMAX~

いよいよ物語の核心に迫りつつある

 5人目のコミュMAXです。といっても、こちらはストーリー進行で勝手になるやつですが。なんやかんやもうここまできたのか、としみじみしております。ファルロスは声がめちゃくちゃいいですよね。と思って改めて声優調べてみたら石田彰さんなんですね。鬼滅の猗窩座とかナルトの我愛羅とか、そして何よりエヴァンゲリオンの渚カヲル君とか。あぁ納得の声ですね。ファルロスとその後に出てくるもう一人の人物と声がめちゃくちゃ合致してますよね。まさに解釈一致ってやつですね。
 あとファルロスの見た目が主人公を幼くしたみたいな見た目なのはやはり意図的なんですかね?僕の考えすぎなのでしょうか。囚人服を着てるというのも考えるところがありますね。何より「死神」のタロットですしね。死神といえば、全然話は変わりますが、今DEATH NOTE原画展やってますね。この前新宿に行ったらでかでかと広告POP見たいのがありました。そして僕はDEATH NOTEのアニメを見返しています。誰も聞いてないと思いますが、最近はダンダダンも見てます。

~ゆかりのペルソナ覚醒-微かな希望を信じた少女~

やっぱり回復役はパーティーに入れたくなるよね

 ゆかりのペルソナも覚醒しました。やはりゆかりはペルソナ3のヒロインということもあって、ストーリーに気合い入ってますね。今は亡き父の幻影がどんなに揺れ動くものであっても信じ続けるゆかりは、過ちを正そうと自らの犠牲を厭わず行動し続けた父親と似ているとこがありますね。そうした正義感の強さも父親譲りなのでしょう。ペルソナシリーズの父親ってみんなかっこよくてずるいですよね。ペルソナ4の堂島さんもかなり渋くて好きですが、一番はやっぱペルソナ5の惣治郎ですね。ジョーカーと惣治郎の関係は涙なしでは見れません。
 ちなみにゆかりのペルソナはイオからイシスになったわけですが、このペルソナについては特に深い考察はないです。僕の理解力や想像力が欠如してしまっているからかもしれませんが、あんまりゆかりのイメージとがっちりは当てはまらないんですよね。僕の中でのゆかりというキャラクターの想像が広がりすぎているのかも(笑)。なんとなくアルテミスとかのほうがしっくりくるんですよね。でも確か、僕の知り得る限りではペルソナ3以降でアルテミスのペルソナはいなかった気がするんですよね。全然いてもよさそうなのに。
 めちゃくそ余談ですが、ダンダダンのヒロイン綾瀬桃とゆかりって見た目似てますよね。作者さんペルソナ好きだったりするのかな?それともやっぱりヒロインで浮かぶイラストって近くなったりするんですかね。僕はどっちも大好きです。

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