新卒カードをドブに捨てたとしても気にしなくて良い【這い上がり方も】
せっかく新卒カードを使って正社員になれたと思いきや、1年とかで辞めたりして新卒カードを無駄にしてしまってショックな場合もあるのではないでしょうか。
私も新卒で入った会社を1年半で辞めてしまったことがありますし、当時は本当に次が見つかるのかと思ったこともありますからね。
しかしながら結論として、万が一新卒カードを無駄にしてしまったとしても、そこまで問題はないんですよね。
もちろん新卒カードはドブに捨てないに越した事はないですが 、仮にドブに捨ててしまったとしても、まず若いというのは思っている以上に転職に有利ですし、第二新卒の求人は多くありますので、割と挽回しやすいからです。
実際に私も、短期離職したにも関わらず若いというのを買われて、退職直後に次の仕事を見つけることができましたからね。
それから、第二新卒に強い転職エージェント(キャリアスタート)も見つけましたので新卒カードを捨ててしまったという人はキャリア スタート等から仕事を探してみるのをおすすめします。
ということで今回は、どうして新卒カード捨ててしまったとしてもそこまで気にする必要はないか、 それから万が一捨ててしまった時の対処法についても解説したいと思います。
※なお、この記事では新卒で入った会社を1年で辞めてしまった場合を想定していますが、場合によっては半年や数か月で辞めた場合でも参考になると思います。
万が一新卒カードをドブに捨てても気にしなくて良い理由
「第二新卒」カードが使える
そもそもなぜ新卒カードをドブに捨ててしまったとしても問題ないのかですが、第二新卒カードを使うことができます。
もちろん新卒カードを無駄にしないが良いとは言え、第二新卒でも雇ってくれるところも多くあるんですよね。
要は、とにかく転職では若さが重要なのですから、それで評価してくれる会社があります。
私なんて、25歳の時点で転職回数が2回もある状態で転職活動していました。
もう新卒カード云々どころではないですが、それでも面接で「まだ25歳なの?ピチピチじゃん」と言われたこともありますからね。
もちろん人それぞれ状況は違うので全部が全部とは言えないですが、 25歳で2回もある状態でこうでしたので、例えば今23歳で転職回数がまだ1回だったとすれば、なおさら受かりやすいです。
それから、単純に第二新卒で未経験者向けの求人も多くあるからですね。
私も初めて第二新卒で仕事を探す時、どこも雇ってくれるところなんかないと思っていたんですが、求人を見てみると、経験重視の求人だけでなく第二新卒かつ未経験OKの求人もゴロゴロ転がっていましたからね。
ちなみに、第二新卒向けの求人を探すのであれば、キャリアスタートが第二新卒に強いです。 特に、新卒カードを捨ててしまって何もかも終わったと感じているのであれば、キャリアスタートを使ってみると多分世界観が変わってくると思います。
新卒カードを無駄にした時の対処法
異業種転職であれば、営業が良い
もし違う業界に行くのであれば、営業から入るのをおすすめです。
私の経験からですが、経歴をそこまで気にしないと営業という汎用性の経験やスキルが身に付くので2重でお得です
もちろん業界の経験を積むこともできますので、その経験を生かして同じ業界であればまた別の会社に行くことだってできます。
私も20代半ばまでのうちに、建設コンサルタント→専門商社→掃除用のレンタルの業界大手と本当にバラバラのキャリアを歩んできました。
ただ、それも営業職を狙ったおかげで、違う業種に行くことができましたし、先ほどのように大手企業に入ることもできましたからね。
ちなみに営業ではなく設計とか現場の部門にも応募したことがあるのですが、やはり経験が無いという事で、書類選考の段階で落とされることもよくありましたが、営業を狙うと感触が明らかに違いました。
ちなみに、アルバイトという方法もあるんじゃないかと思うかもしれませんが、仮に経験を積もうとして非正規で入ろうとしても、その非正規の求人が経験を求めている場合も多いので、結局意味がないです。
ですので、もし違う業種を狙っているのであれば、営業職が個人的におすすめです。
ここで、「営業ってブラックだろ?」「ノルマに追われるだろ?」と思うかも知れませんが、例えばルート営業とか反響営業のような営業職だとまた違っていたりします。
私もルート営業を経験したことがあるのですが、もちろん部署全体の目標はあるのですが、ドラマのようなゴリゴリ売りつけるような感じではなかったですし、どちらかというとコンサルのような感じでした。
目標自体はあるとは言え、ルート営業は既存で定期的に商品を買ってくれるお客さんを相手にするので、無理に売り上げを追いかけなくても良かったりします。
正直あまりにも違いすぎてビックリしましたね。
ただ、テレアポとか飛び込みのような新規を追いかける営業だと、ドラマのような感じになりやすいので、そこら辺を頭に入れておくと良いです。
前の経験を生かしたい場合、「(その分野に)さらに興味を持った」を
じゃあ同じ業界に行く場合はどうすればいいかですが、 これは前の会社の経験を通して「興味を持った」と話した方が良いです。
「前の会社の経験を生かしたい」じゃないの? と思うかもしれませんが、これだと場合によっては自意識過剰だと思われる可能性もあります。
もし3年間勤めたというのであれば別ですが、例えば1年しか勤めていないとなると、会社によっては 本当にそれって「経験」なの?と思われる可能性もあります。
私も一時期、会社の経験を活かせるとアピールしたのですが、あまり面接官に響かなかったですし、あからさまに「自信がありすぎだね」からと言われたこともあります。
ではどうやったら謙虚に見せることができるかですが、 前の会社の経験がきっかけでその分野にもっと興味を持ったと話すともっと上手くいきやすいです。
私もやったことがあるのですが、例えば「前の会社で営業をやっていくうちに、 特に数字を稼ぐのが楽しいと感じたので、御社でも営業の仕事をやりたい」と話したところ、面接官の反応も明らかに良かったですし、「それだけやる気あるなら、うちでもやっていけそうだね」というようなことを言ってもらいましたからね。
やりたいことでは仕事を「選ばない」
最後ですが、 新卒カードを捨てるなどして会社を辞めると、もっといい会社はないかなと思ってやりたいことを探しがちになりますが、実は嫌いなことを避けて仕事を探した方が良いです。
好きな仕事となると、だいたいは夢とか憧れで探し がちでそれだと曖昧になりやすいですし、何より実際に入ってみて「なんか思っていたのと違うな」とまたすぐに辞めてしまうリスクがあります。
それだと、せっかく第二新卒として挽回したのに意味がないです。
私も経験があるので分かるのですが、例えば新卒で入った建設コンサルタントについても、「なんか格好いい!」と思って入ったのですが、実際に入ってみると本当はお客さん(役所)から公共事業のお手伝いを任される仕事であり、思っていたのと大きく違っていましたからね。
ところが、嫌いなことを基準にして仕事を探せば、 多分もう前の会社で具体的にどこが嫌だったのかが明確に分かっているはずですので、次の仕事を探す時でも結果的に自分に向いている仕事に近づきやすいです。
これも私の経験から分かるのですが、先ほどのように 営業職に入ったのも、いくら仕事が出来るようになっても何もインセンティブがないのがバカバカしいなと思って(給料に反映される、労働時間が減らせる等)、売上などの成果を上げれば上げるほど評価される仕事はないのかな?と思って営業にしました。
そうしてみたところ、まるでゲームみたいに楽しくなり、正直こんなに楽しい仕事もあるの?と思ったくらいでしたので、この「嫌いな事を避けて」仕事を探すのは重要だなと心底思いました。
最後に
ということで、万が一新卒カードを捨ててしまったとしても、私の経験からすれば気にする必要はないです。
もちろん捨てないに越したことはないですが、何しろ転職では若さが何より重視されますので、ちょっとぐらい経歴に傷が付いた程度でも雇ってくれるところは多くあります。
企業側からすれば、もし年齢以外条件が同じであれば、何年も勤めてきたベテランよりも、吸収力のある若い人の方が欲しいはずです。
第二新卒向けで未経験の求人があるくらいですし。
「じゃあ具体的にどうすれば見つけられるんだよー」と思うかもしれませんが、それも営業職のような経歴をあまり気にしない仕事がありますし、そこから似たような業界に転職すれば、それはそれで前の経験を評価してくれます。
ですので、新卒カードを捨ててしまったとしても、今度は「第二新卒」カードがありますので、私としては、人生挽回できるチャンスが割とあると思います。
ちなみに、第二新卒向けの求人を探すのであれば、キャリアスタートが第二新卒に強いです。 特に、新卒カードを捨ててしまって何もかも終わったと感じているのであれば、キャリアスタートを使ってみると多分世界観が変わってくると思います。
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