![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138665725/rectangle_large_type_2_c3d7dae43e4d04ee38885bd10c97083a.png?width=1200)
♯1:はじめまして、古着屋嬰と申します。
初めての方は、はじめまして。そうでない方は、こんにちは。
こちら
古着屋嬰(えい)
と申します。
1年限定という制約のもと、4月17日に、長野市にオープンをした、新参古着屋です。
大学の先輩の古着屋を引き継ぐ形で、オープンを致しましたが、お客さんとの接点を増やしたいと思い、こちらに文をしたためている次第でございます。
それはさておき、記念すべき第1回、どんなことをしたためようかと悩みましたが、
「嬰」の由来。そして、お店の行く先についてお話しできればと思います。
少々長いですが、お付き合い願えればと思います。
店名「嬰」の由来
この「嬰」という字は、音楽記号である「♯」の漢字表記です。ここから、
〇シャープ(尖り)を大事にしたいという思い。
〇シャープの音楽的意味である半音上げるという点から、
先輩の古着屋のお客さんや長野市の人々の服装、ひいては長野のファッションカルチャーを半歩でも押し上げたいという思い。
以上のような思いから、嬰という名前に決定されました。
では、「♯」じゃダメだったのか。それを聞くのは、粋じゃないですね。
(裏話をお話しすると、店名は、開業スレスレで決まりました。店名会議で友人かつ、共同経営者と幾度も喧嘩をし、彼を嫌いになりかけました。)
さて、ここからは、少し真面目に、嬰のビジョンをお話しできればと思います。
嬰の目指すもの
これは、完全に私の持論ですが、「街の発展とファッションカルチャーは、何かしらのリンクがある」と考えております。
![](https://assets.st-note.com/img/1714205567074-TLpraKh4Tz.jpg?width=1200)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231109/k10014252361000.html
黄色く光る日本の都市に目が行きがちだと存じますが、上記の表のTOP5見ていただければと思います。
ファッションの5大都市といわれる、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京のうち、実に4つが、都市ランキングのTOP5にいます。(ミラノは33位みたいです。)
疑似相関の可能性は否めませんが、このデータを見る限り、街の発展度合いとファッションカルチャーの発展に何かしらの相関があると考えることは、妥当と言えるでしょう。
そして、この理由は、「都市にある情報量」のようなものが関係しているとも考えます。行き交う人のファッション、街に点在する広告、イケた建物、ショップのファザード。など、街を歩く中で、無意識的に受け取れる情報の量が、地方と都市では大きな差があります。そして、それが、人の感性を刺激し、無意識的に人のセンスが磨かれ、ファッションカルチャーの発展にも影響を与えているのでは。と、私は考えております。(参考程度に聞き流していただければと思います。)
さて、話を我々のお店の方に戻しますと、この持論をもとに、嬰は、「街の情報量を少しでも増やせれば」と考えております。我々が、家賃のかからないネットショップではなく、実店舗を持った理由は、そこにあります。
店舗の商品だけにとどまらず、内外装、音楽、置いてある雑誌、などなど。実店舗ならではの、「リアルかつ偶発的な」情報との出会いを演出できるよう、心がけておりますので、ぜひ、店舗の方に足を運んでいただければと思っております。
また、店を飛び出し、イベント、撮影等でも街に飛び出す予定ですので、見かけた際には、温かい目を頂ければと思います。
さて、よい感じで店舗の宣伝ができたところで、今回は、ここまでといたします。
最後まで読んでくださった、だいぶ物好きな方が、楽しんでいただけるような店舗にしたいと思いつつ、これにて筆を置かせていただきます。
乱筆乱文を失礼いたしました。
では、また。
古着屋 嬰
ナカガワ