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ジョジョの奇妙な冒険Part5 〜黄金の風〜

ネタバレを少し含むので、嫌な方は読まないで下さい


有名なので説明も必要ないかもしれませんが、
ジョジョの奇妙な冒険は荒木飛呂彦先生の作った最高の漫画です。

現在1〜8部まで連載され、次の9部も連載される予定とのことで、かなり長いこと連載されているシリーズです。

各部で主人公は違うのですが、全員、"ジョースター家"の血統と関係し、名前を略して"ジョジョ"と呼ばれます。

つい先日、YouTubeでオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、計6時間も連続で第5部の話をして、それを見終わりました。

僕もかなり好きな話で、
なぜ好きなのかを僕なりに書いていこうと思います。


Part5 〜黄金の風〜

舞台は2001年、イタリア。

主人公の名前はジョルノ・ジョバーナ。

彼の夢はギャングスターになること。

日本人の母親を持つ彼は、母の再婚をきっかけにイタリアに来るが、馴染めず、親からの愛情も受けず、恵まれない環境にいた。

ある日、ギャングの抗争により、倒れている男を助けた日から、パタリとイジメがなくなる。

それをしていたのは、実は主人公が助けた男、ギャングだった。

親から受けるはずの愛情や義理人情をギャングから教わった。

将来そんな人間になるんだと決めた日から、ギャングスターに憧れるようになった主人公。


その中で、自分の組織のやり方に納得のいっていないギャングの一員に出会う。

ブローノ・ブチャラティ。

彼は自分の組織が、麻薬の取り引きをし、しかも子供にまで流通していることに憤慨していたが、何もできずにいた。

ジョルノと出会ったブチャラティは、現ボスを倒して、ギャングスターになり、麻薬取り引きをやめさせると言い張る彼の「黄金の夢」にかけることにした。


そこから、ブチャラティのチームと合流し、任務をこなしていくことになる。

最初は誰からも信用されないが、

ジョルノは覚悟を持った言動と行動によって、徐々に仲間からの信頼を勝ち取っていく。


ボスにたどり着くまでに、仲間を失っていくのだが、一人一人が仲間へとバトンを繋ぐことにより、主人公はボスと対峙することとなる。


その過程や、メッセージが最高にカッコいい。


「このジョルノ・ジョバァーナには、正しいと信じる夢がある」


「ジョルノ!おまえの命がけの行動ッ ぼくは敬意を表する!」


『任務は遂行する』『部下も守る』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな。覚悟はいいか? 俺はできてる


「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ!


「わかったよプロシュート兄ィ!!兄貴の覚悟が「言葉」でなく「心」で理解できた!」


「「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだっ!」


「吐き気をもよおす『邪悪』とはッなにも知らぬ無知なるものを利用することだ……!! 自分の利益のために利用することだ…」


「後悔はない…こんな世界とはいえオレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」


そうだな・・・・・・ わたしは「結果」だけを求めてはいない。 「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ・・・・・・近道をした時、真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく


「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている 向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな」



「真実から出た誠の行動は…決して滅びはしない…」



とてもメッセージ性が一貫しているように思う。

もっと好きなシーンや、メッセージがあるのだけれど、盛大にネタバレになるので、

また別の機会に書ければと思う。

読んだことがない人は、是非読んでみてほしい。

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