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ランニングウェアの着こなし方

ランニングを趣味にしていて、重要なアイテムと言えば、シューズ、そして、ウェアになります。

37年間走って来た中で、ウェアには、その都度、自分なりにこだわって来ましたし、お金も結構、投資しました。

ランニングは、非日常的な行為であると言えます。したがって、その非日常性を演出する工夫が必要であると考えます。

その為に、ウェアのチョイス、更には、着こなし方が、大切になって来ます。言わば、『機能美』を追求することが肝要であると思っています。

機能美という意味で、もっとも重要なのは、『動き易さ』。初心者の方ほど厚着をする傾向にあると思っていますが、「少し、軽装かな?」と思えるくらいが、走っていて、より気持ち良く感じることが出来るはずです。特に、気温が15度を超える状況であれば、上はTシャツ系、下はハーフパンツ系で、ちょうど良いと思います。

また、ここ数年、キプチョゲ選手や大迫選手が着用しているコンプレッション・ハーフタイツを採用する競技選手が増えていますが、足へのまとわり付きが少なく、雨天時も重くならずに、お薦めです。

更には、最近、そのコンプレッション・ハーフタイツの中にランニングシャツを入れる、いわゆる『インする』選手も出て来ました。

冒頭の画像にもある通り、先日の五輪マラソンで、大迫選手もシャツをタイツに『イン』していましたが、私も最近取り入れてみて、その走り易さを実感しています。最初は、ちょっと恥ずかしさ故に抵抗感があるかもしれませんが、一度試して頂くと、発見があると思います。

次に、私がこだわっているのが、上下のボリューム的なバランスです。

一般的なファッションでもそうですが、ボリューム的に、上にボリューム感を持たせるようにすると、全体的な見た目が、スマートになります。機能的にも、下は、より軽装にした方が、動き易さが、断然違って来ます。

特に、厚着となる冬場は、このポイントを留意頂くと、よりランニングが快適になります。下は、タイツやパンツだけで十分だと思います。最後の画像の大迫選手の感じですね。

あと、やはり、ウェアですので、機能美だけではなく、カラーリングも大切です。非日常性を演出する上で、走る気持ちを高揚させる色使いに、是非、こだわって欲しいと思います。

私が着用しているナイキのウェアは、黒色系が多いので、無難にスマートに見せる感じになりますが、白色系や赤、青、黄色、蛍光色等、自分がベースにしたい色に数着、他の色のウェアを織り交ぜて、着こなしていくことも、日々のランニングを華やかなものにしてくれるはずです。

もう一つ、私のこだわりは、出来るだけ、『メーカーを揃えること』。上下のみならず、キャップやソックス、冬場であれば、グローブのメーカーを統一することで、よりプロフェッショナル感が出て、気持ちが高まります!

以上、ランニングウェアの着こなし方について、私なりの考え方をお伝えしました。上記でご紹介した機能美にこだわって頂くとともに、『すれ違う他人から、どう見られているか』を意識して頂くと、自然とスマートなランナーに見えるようになって、見ている人が「私も走ってみようかな」と思う、そんな感じになれば、とてもハッピーなランニングライフになると思います。








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