【体験記】天中殺の過ごし方
私が、1年半程前から勉強している算命学で、昨年の節分から来年の節分前日までの2年間は、私にとって『天中殺』にあたります。子の年と丑の年に天中殺となる『子丑天中殺』です。
この天中殺期間は、自分の頭上に傘となるものが何も無い、天空に突き抜けた状態になっていて、バイオリズム的に起こり来る波が大きく振れて、災いが起きやすいとされています。
また、天中殺期間を別の表現で表わせば、外は深々と雪が降り積もり、外出はせず、自宅でじっとしていることが相応しい時間であるとも言えます。
よって、天中殺期間の過ごし方としては、人生の転機となるイベントは、極力避けるべきであるとされます。転職、結婚、引っ越し、起業等を天中殺期間に行えば、近い将来、災いが起きる可能性があります。
上記の自宅でじっと籠もってでも行える、勉強や執筆活動、仕事等に地道に邁進することが吉となるようです。
実際、ここまでの2年間を振り返ってみると、私は『我慢の期間』であった気がしています。
東京から四日市に転勤となり、新たな職場で、自分の立ち位置を模索し続けた日々でした。「自分は、どのように会社に貢献したら良いのか」という問いに対して、自問自答して来ました。
一方、家庭内では、妻が、人生で初めて東京を離れて暮らすことになり、彼女の不安感と如何に向き合っていくかということも、大きなテーマとなりました。
以上のような状況でしたので、自分自身、「今は辛抱の時期」と心に言い聞かせながら、毎日を過ごしていました。
実際に、今が天中殺期間であると知ったのは、算命学を学び初めてからでしたので、天中殺期間が始まって半年程は、自然と前述の心持ちになっていたのだと思います。
また、上記の通り、天中殺期間は、学びに適した時間であるのですが、たまたま、あることをきっかけにして、1年半程前、算命学に出会いました。
途中、所属している協会の活動として行われた『宿命分析マラソン』では、4ヶ月余りの期間で、380人程の有名人の宿命を毎日分析しました。
更に、7ヶ月程前からは、このnoteを通して、毎日ブログを投稿しています。言葉の大切さを感じながら、日々、その時々の思いを綴っています。
以上のように、私のこの2年間は、天中殺期間に相応しい過ごし方をして来たと言えるのですが、天中殺だから敢えて上記の過ごし方をして来た訳では、ありません。
この2年間の環境や出会いを通して、「今、これをやってみよう!」とか「今が辛抱、辛抱」と思って、実行して来たことが、たまたま、天中殺期間に相応しい行動だったと言った方が正しいというのが、本音です。
あと、1か月余りで、天中殺期間が終わります。算命学の運勢的に来年の寅年は、私にとって飛躍の年になるとのことなので、今から、ワクワクしているところです。
来年の節分以降は、天中殺期間で蓄えた力を飛躍する為のバネにして、運命を味方に付けた生き方をしていくつもりです。