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走りながら、考える。
私が、40年間走り続けて来た一番の理由は、『少しでも、速く走りたい!』という向上心にありますが、もうひとつ、走ることで得られる、副産物のような理由があります。
それは、『走りながら、考える』こと。
ランニングをされている方であれば、思い当たるところがあると思いますが、ランニングをしている最中は、脳の働きが活性化する傾向にあります。
私は、脳科学を学んでいないので、学術的な根拠は分かりませんが、ランニング中は、アイデアがひらめいたり、決断が促されたり、悩み事の整理がついたりと、考える能力がアップするのです。
例えば、私の場合、社内外転職への決断、再婚に向けた婚活、息子の転職、その日の仕事の段取り等々、様々な『考え事』を、走りながら整理して来ました。
もちろん、記録の向上を主目的に走っている訳ですから、ランニングに関すること、例えば、その日の動きの良し悪し、次のレースに向けた調整方法、その時点の調子に合わせたその日のメニューの取り組み方等々も、考え事の大半を占めることになります。
それでも、ランニングをされていない方が考えるよりも多い割合で、ランニング以外の考え事をしていることが多いのが実状ではないかと推測しています。
経営者の方々にランニングを日課としている人が多いと聞きますが、おそらく、『走りながら、考える』効用を感じて、継続されているのではないかと思っています。
我々の祖先は、狩りをして、生き延びて来たと言われています。つまり、獲物を追いかけ、走りながら、如何に獲物を捕らえるかを考える。その人間としての本能が、ランニングをしていると覚醒されるのではないかと考えています。
今日も、『走りながら、考える』ことを通して、昨日よりも成長した自分との出会いに期待して、走り出したいと思います。
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