フルマラソンプロジェクト、2度目のリセット
一昨日、来月20日(日)に開催が予定されていた『第16回湘南国際マラソン』の中止が発表されました。
参加料の返金期限(総額の20%)最終日での判断となりました。
私が監督を務めている会社のランニング部において、『フルマラソンプロジェクト』という企画を運営しています。
初フルマラソン挑戦者の部員を、約1年間、7〜8回の練習会を重ねながらサポートする企画で、練習会には、主催者の私と共に、他の部員も参加して貰っています。
実は、現在のプロジェクトは、この中止を以って、2年越しの活動となることになりました。
それは、上記『湘南国際マラソン』をプロジェクトとしての目標大会にしていたからです。
更には、1年目も、この大会を目標にしていましたので、2年連続の中止の影響を、大きく受ける結果となりました。
ちなみに、昨年から同大会は、エコロジーを合言葉に、新たなマラソン大会のスタイルを追求することを目指しました。
その一つが、『マイボトル』の採用です。一般的に、マラソン大会における給水は、紙コップに水を入れて提供し、ランナーは、給水後、その紙コップを路上に捨てる形になっていますが、同大会では、参加者が、各自で『マイボトル』を持参して、そこに給水するスタイルとすることにしたのでした。
2年連続での中止で、上記の新たな給水スタイルは、日の目を見ていませんが、参加したランナー各自が、どのような感想を持つのか、興味があるところです。
さて、今年度のプロジェクトは、次の日曜日に予定していた最終練習会で、計8回目となるはずでした。
ここまで、新宿中央公園、横浜みなとみらい、葛西臨海公園、箱根駅伝復路7区と、コースを変えながら、次回は、多摩川河川敷を走る予定でした。
このプロジェクトは、今回で3回目となりますが、過去2回での最終練習会は、最長距離となる30km程を走り、挑戦者を数人のサポーターが、代わる代わる激励をしながら走る、感動的な会となりました。
目標大会中止を受け、社会情勢が厳しさを増していることを考慮して、最終練習会についても中止としましたが、挑戦者やサポーターの皆さんの心情を考えると
無念でなりません。
しかし、私たち市民ランナーは、各自の意欲さえあれば、何度でも前を向き、チャレンジすることが出来ます!
部員の皆さんに、前述最終練習会中止を伝えた際、同時に、4月からのプロジェクト・再スタートを宣言させて頂きました。
目標大会は、11月に開催予定の『つくばマラソン』に設定することを念頭に、改めて、練習会を重ねていきたいと思います。
真夏の暑さを乗り越え、晩秋の大会を『三度目の正直』で、挑戦者が見事、フルマラソンを完走することを目指し、再び走り出します!!