絵本『あいちゃんのひみつ』原画展終了しました。
さて、3月3日(金)のひな祭りからスタートした
絵本『あいちゃんのひみつ』原画展は本日終了いたしました。
岩崎書店さまより額装された原画が届いて、初めて箱を開けた時
表紙のあいちゃんの絵がぱぁっとあらわれて
瞬間、風が吹いてきたような感じがしました。
あかるくて、なぜかしっとりしているようにみえて
えがしらさんの水彩の瑞々しさをそのままギュッと閉じ込めた感じ。
紙なのですが生きているような不思議な感覚でした。
原画の明るさもあり、いっきに「春」を感じたスタートでした。
会期中には著者の竹山美奈子さんがご家族といっしょにご来店くださり、
すずちゃんにも『あいちゃんのひみつ』の原画を見ていただきました。
主人公のあいちゃんもご家族で原画をみにご来店くださり、
ママやパパから絵やあいちゃんのエピソードをおうかがいしました!
(3/21にしたえほんやさんのインスタライブでお話ししています!)
ひろこ店長があいちゃんに「どの絵本がいちばんすき?」と聞いたら
これ。と最後のページのママと二人の場面を指差して
そのあとママにぎゅっと抱きついたのが可愛かった…。
あいちゃんはダンススクールに通っていて、
ダンスチームのメンバーなんだそうです。
いつかあいちゃんのダンスがみたい!
会期中には
3/11(土)には「障がいってなぁに?-知ることからはじめよう-」
著者の竹山美奈子さんとえがしらみちこさんのトークイベントも開催。
店舗でのリアル+オンライン開催をしました。
こちらもたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
「障害」とはなにかをテーマに、
そもそも歴史とか意識したことなかった…というところから、
障害を持つ方がどんな進路になるのか(一般的に)という現状を知ったり
実際に障害を持つ方とどう接するのかを聞いたり…
学びしかないトークイベントでした。
福祉、保育・教育関係の方や、いつも子どもに関わっている方、
小・中学生が関心をもって参加してくださり、熱の高いイベントでした。
※こちらのイベントはアーカイブ動画にてご覧いただけます。
原画を見にきてくださった方や、たまたま来店して原画を見た方も
絵本を手にとってじっくりみたあと、
「これ買っていきます」といってくださる方が多くて、
本当にうれしいことでした。
家でお子さんと、もしかしたら学校などの読み聞かせで、
この絵本を一緒に読んであいちゃんのことを知り
「障害を持っていること」「関わること」「幸せとは何か」など
興味の湧いたところからもうすこし踏み込んでいけたら、
自分の視界が変わってきそうですよね。
たくさんの方にこの絵本に出会って欲しいと思います。
さて、原画展に足を運んでくださった皆さま、
トークイベントにご参加くださった皆さま、
竹山美奈子さま、あいちゃんのご家族、えがしらみちこさま
ありがとうございます。
ご協力いただきました岩崎書店さまにもお礼申し上げます。
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3月21日は「世界ダウン症の日」
日本ダウン症協会は3月を「ダウン症啓発月間」としています。
また、4月2日は「世界自閉症啓発デー」
(日本では4月2日〜8日は「発達障害啓発週間」です。)
どちらも国連が決めた国際デーです。
『あいちゃんのひみつ』『すずちゃんののうみそ』どちら
どちらも障害を知ることができて、身近に感じる絵本です。
えほんやさんではいつでもご覧いただけますので、
ご来店の際には手にとってみてくださいね。
オンラインショップでもお取り扱いございます。
こちらの本以外にも、竹山さん、えがしらさんよりお薦めいただいた、
「障害」をテーマにした絵本があります。
店頭、オンラインショップをご覧くださいませ。
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【アーカイブ動画販売】
竹山美奈子×えがしらみちこトークイベント「障がいってなあに?」
の
アーカイブ動画を、えほんやさんのオンラインショップで販売中です。
■販売期間 2023年4月9日(日)まで
■視聴期間 2023年4月16日(日)まで
■販売価格 ¥1,100-(税込)
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【お知らせ】
三島市立図書館にて
竹山美奈子さんによる読み聞かせトーク(本館)開催。
絵本『あいちゃんのひみつ』(ダウン症の女の子のお話)
『すずちゃんののうみそ』(自閉症の女の子のお話)の著者、
竹山美奈子さん(三島市在住)による読み聞かせ・おしゃべり会です。
※三島図書館ホームページより
■令和5年3月30日(木)
■午前10時~11時
■無料・申し込み不要
※こちらのイベントに関するお問い合わせは図書館へご連絡くださいませ。
三島市立図書館〒411-0035 静岡県三島市大宮町1-8-38 電話055-983-0880