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数に拘らない女

数に拘らない女…それは私だ!
数に拘れない女…とも言えるかもしれない。

私には現在6歳と、いや7歳と1歳の子供がいる。

今,上の子がコロナとインフルエンザをダブル罹患しており下の子にうつさないように7歳には少し酷かもしれない鬼のような隔離をしている。

なので下の子と2人きりの時間が増え、今も隣で眠っているのを見守りながらこれを書いているわけだけど、そこで思い出したのが1年前に私がインフルエンザに罹患しながら出産したということ。

その頃は、私も産院側もコロナについてはかなり慎重になっており、出産数日前に上の子が発熱した時も検査をしたのはコロナのみで、あーよかったね!なんて言っていた。

妊娠しているから体のあちこちがいつもと違うわけで、私の足のだるさも妊娠後期だからだと思い込んでいた。

結局、出産後に産褥熱にしては高いし、なかなか下がらないから、おかしいぞ!!とコロナとインフルエンザの検査をして結果インフルエンザだった。

出産の際は、アドレナリンが出ているのと痛みとでインフルエンザの症状なんて微塵も感じていなかったけど、意識はしっかりあったつもり。

だけど下の子の出生時間が、未だに覚えられない。

体重についても、上の子の体重にプラス10グラムだから覚えられているレベル。

子ども2人ともに対して言えるのが
いつ寝返りしたか?いつハイハイしたか?いつ首がすわったか?いつ言葉を話したか?なんて覚えていない。というか、きっとみんなも覚えてはいないけど書き留めてるのかな?いや覚えてるのか?どっちなんだろ?

覚えていない私が、覚えている人の立場になって想像することの難しさよ…

ただ行政へ提出する書類を用意する時は「書き留めておけば良かったー!」と思いながら、スマホの写真を遡る。

その時、書いたものをスマホで撮影でもすればいいのに、それすらもしないから、次に同じような書類を用意する時に、結局同じような作業をする。

でも、その度にスマホの中に残っている、懐かしい小さな我が子に出会えるので良し!とポジティブに捉えるようにしている。

これはただズボラな女の話なのかもしれない。
だけど、今を生きている女の話でもある。

そして,もう一つ補足するのであれば
我が子たちに対して愛情がないわけでもない。

さすがに結婚記念日や家族の誕生日などは覚えているけど、多分他の人より、その日というものに思い入れはないのかもしれないなぁとは思う。

「絵本は何冊もってるんですか?」と良く聞かれるけど、絵本の蔵書も真剣に数えたことはないし、これまでに何冊読み聞かせをしてきました!とか、まるで興味がない。

「すうじ」や「かず」は世の中にはもちろん必要だけど数に拘らないというか、数にとらわれないでいたいと思う。

そんな私は、数学が大の苦手だ。


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