本当に日記みたいなもの。
毎回、書き始めに、私のnoteは敬体でで書くべきか、常体で書くべきかを迷う。
もう自然と出だしが常体になったから、今日は常体で書こう。
今日は大きな病院へ行った。息子が生まれる前に手術をして入院していた病院。懐かしいなぁと当時のことを思い出したりして…。
待ち時間が長いであろうと、本を数冊持っていった。あと少しで読み終わる本を、まずは読み切るぞと開いてみた。結果的には、読みかけの本に関しては、全て読み終えることができたんだけど、病院というのは老人も多く、耳が遠い人のために大きな声で話している人がたくさんいる。そして、わからないことが多いから質問している人もうじゃうじゃいて、あ、病院って本を読むのには適した場所じゃないなと察した。
中待合に呼ばれるまでには、そんなに時間はかからなかったので、あれ?案外早く終わるか?と思ったが、そんなに病気の待ち時間は甘くなかった。
私の前の前の患者さんが、ご夫婦で診察室へ入っていって、30分以上かかったかな。換気のためにドアは開放されているから、全て丸聞こえなんだけど、先生めちゃくちゃ話聞いてくれる!!とちょっと感動した。
診てもらっているのは奥さんの方なんだけど、全て旦那さんが説明している。多分、先生は本人に質問しているんだけど、聞こえてくる分には、旦那さんがしゃしゃり出る感じを受ける。なぜそんなに長くなったかと言うと、その科に明らかに関係のない病状や、今までかかってきた病院の話などなど、あとは先生の勤務についても、次から次へと旦那さんが話題を提供する。止まらない。私が奥さんだったら手で口を覆っているなーと思いつつ、読みかけの本に視線を落としながら、勝手に耳に入ってくるそれを丁寧に自分の中で組み立てていた。
組み立てた結果、旦那さん、奥さんのこときっと心配なんだねぇーという塔が出来上がったのだけど、診察室から出てきた後の会話で、その塔は半分崩れた。
圧がすごい。聞いていられないほど、旦那さん、奥さんへの言い方、めちゃくちゃ圧が強いぜ!!
ちょっとビックリしながらも、病院に来なければ、今そこにいなければ受けることがなかった刺激に、新鮮さを感じながら自分の診察を終え、病院を出た。
駐車場は、少し距離のある場所に停めたのだが、そこに行くまでに知り合いのお店があるので、そこでランチでもしていこうと思い立って寄ってみる。
入り口には【2/14まで休業致します。】と書かれていて、中を覗くとカウンターの上は散らかっており、誰もいなさそう。今日は3月3日だよなーと思いながら、駐車場まで歩く。
どこかいいお店ないかなーと思いながら、車を走らせ、以前友だちと行っためちゃくちゃ美味しかったイタリアンのお店に行くことにした。
1人で牡蠣のクリームパスタをいただく。友だちと来た時も同じ牡蠣のクリームパスタを食べた。同じものを違うシチュエーションで食べるということは、そんなに珍しくないことだけれど、今日はなぜか、食事って誰かと食べた方が美味しんだなぁと感じた。
そんなことを思っていたら、どこかで聞いたことのある声がして、そちらの方に目をやると、地元ではちょっと名の知れたラジオパーソナリティがランチをしていた。
この後も、ピアノの師匠のところへと、レッスンの際に話が盛り上がりすぎて渡しそびれたお月謝を届けたり、ラジオトークでライブをしたり、仕事をしたり、お腹痛くなったりした。
帰りには書店に立ち寄り、絵本のコーナーをぐるり。3冊ほど購入して、帰宅。そんな1日。
今日は、いつもより沢山の人に会った気がする。まぁ、会ったと言うより、見た・聞いたと言った方がいいかな?
総括すると、めちゃくちゃ楽しかった。人と話さずして人との時間を楽しんでしまった。前にも書いたみたいに話すのは好きだけど、今日のこれは、久しぶりに世界に出た気分だった。本当は一人ひとりのディテールも伝えたいのだけど、あまりにも、直近の出来事なので、ふんわり終わります。
私、これくらいがいい。