出来るだけ忘れて欲しい
絵本の紹介をInstagramでしています。
自分が今載せたい!書きたい!と思ったものだけ。その時の熱量に任せて。なので更新頻度はバラバラだし、なかなか暑苦しい文章です。それは自分でも自覚しています(笑)
時には、作者の意図するものとは違う捉え方をすることもあるかもしれないけれど、そこはもう私の感性で受け取らせて好き勝手にやらせていただいています。
正直、私がInstagramで書く絵本紹介は、ほぼほぼ自分が感じたことを書いていて、それはなぜかというと、あらすじや内容は絵本を読めばわかるから…。
そして、その私が感じたことを書くということも、絵本を通しての完全なる自己表現です。
絵本とは「自分に気づくもの」だと思っているので、それを私バージョンで自分の気づきの部分をお伝えしているつもりです。
それを読んで面白がってくれる人もいらっしゃって、その絵本を手に取るきっかけになったよと教えてくださる人もいらっしゃいます。
嬉しいことです♡
嬉しいことだけど、本題はここから!!
私が紹介していたということを、出来るだけ忘れて欲しい。
そう、忘れて欲しいのです。
誰からその絵本を知ったかとか、紹介を読んでとか、そのプロセスも大切なのであれば、そこも含めてその絵本を楽しまれればいいと思うのですが、そうでなければ極力忘れた方がいいと思っていて…
わたしも、確かに出会った最初は、紹介してくださった方への感謝の気持ちをもってInstagramでもメンションしたりすることありますが、自分がたまたま絵本との出会いのきっかけになったのであったら、その後はもう、その絵本と持ち主の時間が流れて欲しい…本気でそう思うんです。
私も、誰かに教えてもらった絵本を手元に迎えた時に、いつまでも私と絵本の間に第三者が介入し続けないよう、出来るだけ忘れる努力をします。
忘れる努力をするというのも変な話ですが、情報が溢れている世の中で、ちょっとネットを見れば膨大な数の出会いがあるでしょう。その中で、どうやって出会ったかということに、固執しすぎてるような気がして…。
もちろん、その絵本を作ってくださった方々・届けてくださった方々へのリスペクトは忘れずにということは大前提で、その絵本は誰のものかと言えば、読んでいる人のものだと思うし、そうであって欲しいという想いからつらつらと書いております。
誰かと絵本を繋げたいと思って、えほんがかりをしていますが、そこにずっと居座りたいとは思ってないよ、むしろ忘れて欲しいと思っていますというお話でした。