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[レビュー] お月さまってどんなあじ?

こんにちは。絵本レビューのお時間です。本日は「お月さまってどんなあじ?」というタイトルです。秋に読んでみたくなる絵本を探していたところ、いろいろな食べ物が主人公の絵本が見つかった中で、一際異彩を放っていた、おつきさまの味を探求するタイトルに惹かれて、とりあげようと思いました。

海外の作者で、日本語訳の発売が1995年ということですから、ロングセラーを続けている作品です。私のように、この絵本に興味が湧いたのだけれど、買って子供が気に入ってくれるか心配な方に向けて、このレビューがお役にたれれば幸いです。


概略

お月さまってどんなあじ?
マイケル・グレイニエツ 著
泉 千穂子  翻訳

おすすめレビュー3選

📚 Review 1:
「お月さまって、どんな味なんだろう? 発想がとっても、おもしろい。 様々な動物達が協力して、お月様まで・・・と頑張っている所が、かわいいですね〜。」

📖 Review 2:
「この絵本では、みんなで力を合わせて目標を達成することの楽しさが描かれています。最初は、小さなカメの決心から始まり、色々な動物の仲間を集め、最後には本当にお月さまをかじります。」

🌟 Review 3:
「お月さまってどんな味なんだろう? あまいのかな、しょっぱいのかな? 私にとっては「ヨーグルト味」であり、娘にとっては「ひなあられ味」でした。味を想像して語り合うのも、この絵本の魅力だと思います。」

この絵本の特徴

『お月さまってどんなあじ?』は、著者マイケル・グレイニエツによって1995年に日本で出版されました。この作品は、彼がヨーロッパを旅行中にインスピレーションを受けて生まれたもので、独特な視点から子供たちの好奇心を刺激します。物語は、動物たちが月の味を探求するというユニークなテーマを持ち、子供たちに夢と冒険の世界を提供します。彼の作品は、子供たちの想像力をかき立てる力を持っています。

物語の中心には、動物たちが「お月さまってどんな味だろう?」という疑問を持ち、カメが高い山に登る冒険が描かれています。この冒険は、子供たちにとっての好奇心や探求心を象徴しており、物語を通じて新しい発見の楽しさを伝えています。動物たちの協力によって、彼らはお月さまに近づこうと奮闘し、友情やチームワークの重要性を学ぶことができます。これは、子供たちにとって大切なメッセージとなるでしょう。

子供の反応

  • 子供たちは「お月さまってどんな味なんだろう?」という問いかけに対して非常に好奇心を示し、物語の展開に夢中になります。動物たちが次々と登場し、それぞれの役割を果たす様子は、子供たちにとって非常に面白く感じられます。

  • お月さまが動物たちが近づくと「ひょいっと」逃げる描写は、子供たちにとって楽しい瞬間となり、親子で一緒に声を出して楽しむことができます。

購入者の感想

  • 親たちは、この絵本が子供たちの想像力を刺激し、動物たちが協力して目標を達成する様子を描いている点を高く評価しています。特に、カメが高い山に登り、次々と他の動物を呼び寄せる展開は、協力の大切さを教える良い機会となっています。

  • 絵本の結末で、お月さまの味が「みんながそれぞれ一番好きなものの味」とされている点が印象的で、親子での対話が生まれやすい内容になっています。

  • イラストの温かみや和紙のような質感が心地よく、子どもたちに安心感を与えると感じられています。

まとめ

『お月さまってどんなあじ?』は、1996年に日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞し、その後も多くの読者に愛され続けています。この受賞歴は、作品の質の高さを証明しており、絵本としての価値を高めています。長年にわたり親しまれている理由は、物語のユニークさや、子供たちに与える影響の大きさにあります。親子で楽しむことができるこの絵本は、今後も多くの世代に渡って読み継がれていくことでしょう。


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