Tシャツ販売のこだわり【SUZURIの良いところ】
こんにちは!
今回は絵本ではなくて、普段、最後にくっつけているSUZURIのTシャツ紹介をメインに記事を作りました。
そろそろ売れてくれるといいな、と思って渾身の記事を作りました。
ぜひぜひ最後までご覧ください。
良いTシャツとは何か。
私は普段、絵本の創作活動をしています。読者の皆様からいただく温かな言葉に支えられ、創作の世界は日々広がりを見せています。
その創作活動の中で自然と芽生えたのが、「この表現の可能性を、もう一つの形でも追求できないだろうか」という思い。そこから始まったのが、オリジナルTシャツの制作でした。
今回は、私のTシャツづくりへのこだわりについてお話ししたいと思います。
はじめに:良いTシャツをあなたに
最近ではファストファッションが台頭してきて、質が良くて安い服が気軽に手に入ります。でもやっぱり体に馴染んで長く着れる服もいいよね、と古着屋さんにあししげく通ってじっくり選ぶという人も多いですよね。
かくいう私も、もちろんユニクロもよくきますけど、こだわりある服を探すのも好きです。年齢的に、お手本にするのは所ジョージさん
かっこいいですよね。
そして、キャンパーのjijiiさんのYouTubeもかっこいい😄
着心地の良さ、体型のカバー、素材選び...。年齢を重ねるほど、私たちは服選びに「確かな価値」を求めるようになります。
特にTシャツは、カジュアルでありながら、その人の品格を映し出す、興味深いアイテム。一枚の良いTシャツは、着る人の個性を引き立て、装いに上質な遊び心をプラスしてくれます。
そんなTシャツ選びで、意外と見落とされがちな二つのポイントがあります。一つは「素材の確かさ」。もう一つは「デザインの佇まい」です。
SUZURIでよく作品を発表するようなクリエイターのみなさまはデザインをよくしようといつも考えていると思います。ですので、あまり知られていないかもしれませんが、実は、「SUZURI」には、日本が誇る老舗メーカー「United Athle」の上質なTシャツが使われています。90年以上の歴史を持つこのメーカーは、特殊な縫製技術や厳選された素材により、プロフェッショナルからの信頼を集めてきました。
実を言うと私自身もよく知らずになんとなく、簡単に出品できるからという理由でSUZURIを使い始めました。全然売れなくて、他にいいところ探した方がいいのかな、と思ってリサーチを始めたところ、実はSUZURIのTシャツはとてもいいものだ、ということに気がつきました。そして、この気づきが、私自身のデザインの方向性も大きく変えることになりました。
単純なウケ狙いではない、ミドルエイジにマッチするデザインを、80年代の広告やラベルデザインをヒントにして。そこには、現代では失われつつある「手仕事の温もり」と「洗練された佇まい」が同居しているような気がします。その魅力を現代的に解釈し、United Athleの品質と組み合わせることで、新しい価値を持つTシャツが生まれるのではないか。
そう考えるようになりました。
United Athleの実力:日本が誇る職人技
90年以上の歴史を持つUnited Athle。この老舗メーカーは、大量生産の時代にあっても、日本のものづくりの誇りを守り続けてきました。その姿勢は、私たちの「本物志向」に確かな答えを示してくれています。
見えない部分への徹底したこだわり
United Athleの真価は、一見では分からない部分に宿っています。セミコーマ糸による極上の肌触り、首周りの耐久性を高めるダブルステッチ、着心地を追求した丸胴仕様。これらは、大量生産では決して実現できない、職人の手仕事があってこそ可能になる品質です。
特筆すべきは、その技術を「当たり前」のように維持し続けている点。ファストファッション全盛の今だからこそ、その価値は際立っています。長年培われた技術は、着る人の日常に、さりげない贅沢をもたらしてくれるのです。
世代を超えて受け継がれる価値
「良いものを長く大切に使う」。私たちの親世代が大切にしてきたこの価値観は、今また見直されています。United AthleのTシャツは、その象徴とも言えるでしょう。
5.6オンスという絶妙な生地厚。これは、一枚で着用できる安定感と、レイヤードスタイルにも対応できる汎用性を両立させた、長年の経験が生んだ黄金比。素材の良さは、着るたびに体に馴染み、むしろ時間とともに愛着が増していきます。
SUZURIで実現する、クリエイターの想い
SUZURIという場所で、私たちクリエイターは、United Athleの品質という揺るぎない基盤を得ることができました。それは単なる「素材の良さ」以上の意味を持ちます。
確かな品質があってこそ、デザインは生きる。プリントの発色の美しさ、洗濯による劣化の少なさ、着用時のシルエットの美しさ。これらが相まって、私たちの創造性は最大限に引き出されるのです。
デザインに込める、大人の物語
私が目指すのは、「着て格好良い」Tシャツ。80年代の広告やラベルデザインからインスピレーションを得た、控えめな中にも品格が漂うデザイン。それは、着る人の個性を引き立て、日々の装いに上質な遊び心をプラスしてくれます。
ジャケットのインナーとしても、休日のカジュアルウェアとしても。TPOを考えた着こなしの可能性を広げながら、大人の余裕を感じさせる。そんなTシャツを目指して、日々デザインと向き合っています。
日本のものづくりの誇りとともに
United Athleの職人技とクリエイターの想いが出会うSUZURI。この組み合わせは、大量生産では決して生まれない、新しい価値を創造しています。それは、「良いものを、正しい価格で」という、普遍的な願いへの一つの答えかもしれません。
末永く愛用していただける一枚を。その想いを胸に、これからもデザインを重ねていきたいと思います。
大人のための、もう一つのグラフィックデザイン
United Athleの確かな品質との出会いは、私のデザインに新しい可能性を開いてくれました。上質な素材に相応しい、洗練されたグラフィックとは何か。その追求から生まれたのが、80年代の広告やロゴデザインにインスピレーションを得た新しいコレクションです。
記憶の中の佇まいを求めて
古き良き時代の飲料ラベルやバーの看板。限られた色数での表現や、意図的に入れられた「ずれ」や「かすれ」が、むしろ品格を感じさせる。そんなデザインの魅力を、現代的な解釈で蘇らせることを試みています。
例えば、架空のウィスキーブランド「FRIISKELY」のラベルをモチーフにしたデザイン。きりっとしたブルドッグでありながら、目が赤く、だいぶ飲んでいるようでもある印象に。これまで絵本を書いてきた経験を活かした、大人のための小さな物語が隠されています。
着こなしを考えたデザイン
これまでの「見て楽しい」デザインから、「着て格好良い」デザインへ。この転換のために特に注意を払っているのが、プリントの配置です。
胸元に控えめに入れたロゴは、ジャケットのインナーとしても自然な印象に。肩から背中にかけての配置は、一枚で着た時の存在感を演出します。United Athleの豊富なカラーバリエーションと組み合わせることで、より多彩な着こなしの可能性が広がります。
ミニマルに込めた物語
シンプルなグラフィックの中に、小さな発見がある。それが、私の目指すTシャツデザインです。一見はクラシカルなロゴに見えても、よく見ると懐かしい昭和の雰囲気が漂う。そんな「大人の遊び心」を大切にしています。
United Athleの品質という確かな基盤があってこそ、このような繊細なデザインの追求が可能になりました。素材の良さを活かしながら、着る人の個性を引き立てる。それが、私の考える「良いTシャツ」なのです。
そんな中、早速あたらしいスタイルのデザインで出品したTシャツがこちらになります。
Cottontail & Threadという架空のハンドメイドショップブランドのロゴをあしらってみました。AIで書いた原画はこちらになります。
私の絵本では擬人化した動物が活躍する作品が多いのですが、こちらのデザインも擬人化したうさぎがミシンを使って服を作っている、という設定でロゴを作りました。
いかがでしたでしょうか?
今後もこのシリーズを発表していきます。どうぞよろしくお願いします。