レビュー「かんがえるカエルくん」
こんにちは。絵本レビューのお時間です。本日は「かんがえるカエルくん」というタイトルです。私がおとなになってから読んで感動した絵本です。それだけに子供には難しいかな、とか、ほんとにおとなが感動する絵本なの?と購入をためらってしまう絵本なのかな、と思い、そんな方にぜひ読んでほしい作品としてご紹介したいと思いました。
このレビューがお役にたてれば幸いです。
概略
かんがえるカエルくん
いわむら かずお 著
おすすめレビュー3選
📚 Review 1:「考えることの意味を考える絵本」
この絵本を「考えることの意味を考える絵本」と表現しています。
カエルくんの素朴な疑問は、私たちが日常で見過ごしている「当たり前」の中に、実はたくさんの考えるべきことがあるということを気づかせてくれます。日々を忙しく過ごす中で、立ち止まって考えることの大切さを思い出させてくれる、そんな力を持った絵本です。
📖 Review 2:「子供と一緒に考える時間を大切にしたい」
この絵本を読んで「子供と一緒に考える時間を大切にしたい」と感じたそうです。
カエルくんのように、子供たちは純粋な好奇心で世界を見ています。この絵本は、親子で語り合うきっかけを与えてくれます。子供の新鮮な視点に驚かされたり、自分自身の凝り固まった考え方に気づかされたりするかもしれません。
🌟 Review 3:「大人でも考えさせられる」
「読み聞かせには向かない絵本」としながらも、「大人でも、いろいろと考えさせられる場面が多くある」と評価しています。特に、「ネズミくんは ぼくがいるから きみなんだ。ネズミくんが ねずみくんだけなら きみにはなれない」というセリフは、多くの読者に深い感銘を与えているようです。この言葉は、自己と他者との関係性、そして存在の意味について、深く考えさせてくれます。
子供の反応
「かんがえるカエルくん」を読んだ子供の反応は年齢によって異なるようです。
幼児の場合:
3歳児では、まだ内容を理解するのは難しいという意見が多く見られます。
4歳児になると、カエルくんの仕草を真似たり、絵を指差して喜ぶなど、視覚的に楽しむ様子が見られます。
一方で、読み聞かせをする親にとっては、哲学的な内容や4コマ漫画の構成のため、どのように読み聞かせればよいか戸惑う声も上がっています。
小学生の場合:
カエルくんのユーモラスな言動に共感し、声を出して笑ったり、喜ぶ様子が見られます。
友達と役割分担をして音読を楽しんだり、カエルくんの疑問をきっかけに、自分自身も考えるようになるなど、より積極的に絵本に関わる様子が伺えます。
一部の子供は、カエルくんの哲学的な思考に共感し、深い内容を理解している可能性も示唆されています。
全体を通して:
子供たちは、カエルくんの絵の可愛らしさ、ねずみくんとのコミカルなやりとりに惹きつけられています。
年齢が上がるにつれて、カエルくんの疑問を通して、自分自身も考えるようになり、哲学的な内容にも触れることができます。
特に、4コマ漫画形式で構成されているため、視覚的な要素が強く、子供たちが絵を見ながらストーリーを追いやすいです。
あるレビューでは、マンガ好きの子供がこの本に夢中になり、大笑いしながら読んでいたという体験が紹介されています
大人が読んだときの感想
「かんがえるカエルくん」は、子供向け絵本でありながら、多くの大人が自身の為に読んで深い感銘を受けているようです。
以下に、大人がこの絵本を読んで得た感想を具体的にまとめます。
日常の「当たり前」を問い直す: 大人になると、時間に追われ、効率性を重視するあまり、物事を深く考えることを忘れてしまいがちです。 しかし、カエルくんの素朴な疑問に触れることで、 忘れかけていた「考えること」の大切さ、そして「当たり前」だと思っていた日常の中に隠された不思議さに改めて気付かされます。
純粋な心を取り戻す: カエルくんの純粋な疑問や、一生懸命に考える姿は、大人の心を和ませ、子供の頃のような純粋な気持ち、好奇心を思い出させてくれます。
哲学に触れる: 難しい言葉を使わずとも、日常的な出来事を通して哲学的な思考を促してくれる点が、多くの大人に評価されています。 カエルくんを通して、「自己と他者」「存在の意味」など、深遠なテーマについて考えるきっかけを得たと語る人もいます。
ユーモアを楽しむ: 単純な絵柄とコミカルなやりとりに、大人も思わず笑ってしまうという声が多く聞かれます。 カエルくんとねずみくんのやりとりは、まるで漫才のようで、疲れた心を癒してくれる効果もあるようです。
大人の感想からは、「かんがえるカエルくん」は、子供に読み聞かせるだけでなく、大人が一人でじっくりと読んで味わう絵本としても十分に価値があることが分かります。
まとめ
今回のレビューから、『かんがえるカエルくん』は単なる絵本ではなく、親子で一緒に考えたり学んだりするための貴重なツールであることがわかります。子供たちが自由に思考し、自分自身を表現する手助けとなるこの絵本は、多くの家庭で愛され続けることでしょう。
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さいごにわたくしがAIを使って作った絵本の紹介もさせてください。「ハリオのマッサージ」といいます。こちらはハリネズミが主人公の作品。ハリネズミがひょんなことから自分のハリを使って人間のマッサージをしてみたら、というストーリーになっています。大人の人でも楽しく読めると思います。
よろしくお願いします😄