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くたくたくん
まちのはずれに、くたくたくんが住んでいました。
くたくたくんは、ふわふわの綿みたいな体を持つ、やさしい妖精。
でも最近、体がずしーんと重くなって、
歩くのもやっとという感じでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732322856-XPJaS7lkVzjfdvNDQbGWqFZt.png?width=1200)
ある日のこと。
「もう、なにもしたくないよ〜」
くたくたくんは、公園のベンチで力なく座っていました。
肩がすとんと落ちて、まるで溶けてしまいそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1732322994-c0wVShyjYmNXAi9bG7MlRaHr.png?width=1200)
そんなとき、ふんわりとした風に乗って、
「ゆっくりちゃん」が通りかかりました。
「くたくたくん、どうしたの?」
「ぼく、もうへとへと...なにもする気が起きないんだ」
「そっかぁ。じゃあ、わたしと一緒にゆっくりお散歩しない?」
くたくたくんは、最初はためらいましたが、
ゆっくりちゃんと一緒に、
まちを歩き始めました。
二人が歩いていると、
お昼寝している「おふとんさん」に出会いました。
「あら、くたくたくん。 そんなに無理しないで、
私の上でちょっと休んでいきなさい」
くたくたくんは、
ふかふかのおふとんさんの上で、
少しだけ休むことにしました。
すると今度は「まくらちゃん」がやってきて、
くたくたくんの頭を優しく支えてくれました。
「おやすみのうた」も、そっと歌ってくれます。
♪ ゆらゆら ゆらゆら
おやすみなさい
つかれたときは
やすむのだい ♪
![](https://assets.st-note.com/img/1732323084-vRCGea4B3MOL9kJ1fSzruYpq.png?width=1200)
気がつくと、
くたくたくんの体が、
少しずつ軽くなっていくのを感じました。
「あれ?なんだか元気が出てきたよ」
「よかったね。時には、ゆっくり休むことも大切なんだよ」
ゆっくりちゃんが、
にっこり笑いかけました。
「よーし、もう少し休んだら、また頑張ろう!」
おしまい
いかがでしたでしょうか。
くたくたくんを絵にするのはちょっと悩みましたが、AIと相談しながら、うまく描けたんじゃないかと思います。
さて。
SUZURIではAIが作った原画を使った商品を販売中です。こちらではあえてテキストは入れず、ちょっと不思議な絵をそのまま販売しています。こちらもどうぞよろしくおねがいします😄。
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