企業型確定拠出年金を利用すると社会保険料も税金も安くなります。
企業型確定拠出年金は会社の役員であれば福利厚生費として全額損金で役員退職金を作ることができます。
✅社会保険料も税金も安くなる確定拠出年金
この企業型確定拠出年金については役員にすごいメリットがありますが、社員さんにもものすごいメリットがあります。
それは社会保険や税金を安くしながら積み立てをすることができます。
選択制の企業型確定拠出年金を利用します。
社員は給料の中から自分で積立ができる金額(3000円~55000円)を年金積立金として毎月拠出します。
上の図によれば毎月25万円の給料の場合はこの25万円を元にして社会保険料と税金が決まります。
しかし選択制の場合は社会保険料や税金を控除する前に積立金として拠出するためこの場合は24万円に対して社会保険料と税金が決まります。つまり選択制の企業型確定拠出年金をすることにより社会保険料や税金が安くなります。
社会保険料の削減とかいうと違法のように見えますが、これは国の確定拠出年金法に基づいて計算されているため有効な方法になります。
選択制で1万円の確定拠出年金をした場合には社会保険料が年間で34164円安くなり、税金が7500円も安くなります。
年金制度は少子高齢化によりもらえる年金額も低くなりまたもらえる年齢ももしかしたら65歳から70歳になるかもしれません。そんな不確定な年金をあてにするよりも確定拠出年金をうまく活用して資産運用した方がいいです。
✅会社の社会保険料も安くなる。
社員が選択制企業型確定拠出年金を使って積み立てていくということは社会保険料が安くなりますが、それと同じ金額だけ会社の社会保険料も安くなります。
これは会社と社員が社会保険料を折半しているからです。
仮に上の給料の方のレベルの人が10人いた場合には34146円の10人分である341460円安くなるということになります。
✅会社の退職金としても使えます。
この確定拠出年金は退職金としての性質があります。そのため求人票に「退職金制度あり」と書くことができます。
しかも選択制であるため会社は負担もなく退職金制度を作ることができます。
負担がないだけでなく先ほど書いた通り社会保険料も安くなるということなのでもし採用で困っている会社は導入してみてはどうでしょうか?
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また詳細が決まり次第noteに書いていきます。
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