おがわえひめ

社会人5年目|メガベンチャーSaaS営業&CS→新潟県阿賀町地域おこし協力隊 温泉と高校寮横のしごと・まなび場 with ブックカフェ「風舟」コミュニティマネージャー兼SHEilikesキャリアプランナー 素朴な違和感、生きづらさ、義憤、しあわせ、豊かさを発信します。

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最近の記事

読書日記②『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』vol.3 ー委ねるという自由ー

noteの読書日記は少し間があいてしまいましたが、ちびちびと大事に読んで、ついに読み終わってしまいました。名残惜しい。今日も書いていきます。 わたしも、この「さびしさ」と「疲れ」に心当たりがありすぎた。 最初に「さびしさ」に気づいたのは、演劇に触れたことがきっかけだった。 影響を受けるのも、与えるのも怖い自分。その恩恵で、直接的に誰かを傷つくことも、誰かに傷つけられることも少なかったかもしれない。けれど、付随するこの分かりづらい「さびしさ」は、じわじわと、でも確実に、わた

    • 読書日記②『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』vol.2

      私はつくづく、「読むこと」よりも「書くこと」に助けられたり、癒されてきた人間なのだなあと、読書日記を書き始めてひしひしと感じています。書くために、読んでいると言っても過言ではない。 ということで、今日も書き(読み)すすめていきます。 いやあ、わかりすぎる。これを読んで、わたしはそんな「ささいで気軽な他者からのアクション、アテンション」を送りあうような、ひらかれた場をつくりたいのかもしれないと思った。 わ~、まさに最近感じていること。ストレングスファインダーの第2位が「内

      • 読書日記②『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』vol.1

        こちらも『言葉の地層』と同じく東京のtwililightさんで年末に購入した本。 そのあとに書いた2023年の振り返りでも、「共感されなくても大丈夫になる」とか、「全部わかりあえなくても、大丈夫になりたい」などのワードが出てきていたので、きっと「大丈夫になる」というのが、20代の宿題なのだと思う。 頭の中での処理と心身の一致はなかなか難しい問題だ。頭ではわかっていても、「なぜか涙が出る」とか「朝どうにも起きられない」とか。優等生気質故に、物分かりよく頭では処理する一方で、心

        • 読書日記①『言葉の地層』vol.2

          引き続き『言葉の地層』の感想を書き進めていきます。 わ~。絶対この問題は私も直面するはず。フィリピン留学や東南アジア旅はまだいいとして、予定しているデンマークでの生活では、これまで出会ったことのない国籍の人と大量に出会い、"英語を"ではなく、"英語で"学ぶ経験をし、暮らしも共にする。 きっとそう短期間で英語はぺらぺらにならないし、強烈なこの英語への苦手意識が吹っ切れるわけでもないし、これまで関わったこともない国々の人たちと、満足のいくコミュニケーションが取れるようになるわ

          読書日記①『言葉の地層』vol.1

          本を読んでも、しばらくすると「ああ~、いい本だったなあ、で、どんな内容だったっけ?」となってしまうのがもったいないので、2024年は読書日記を書いてみることにしました。 この本は、英語ができない移民の主婦として暮らした2年間のカナダ暮らしの記録。 海外に行きたいと思う私の興味関心のひとつが、「言語を制限された私はどうやって私らしさを表現するのだろうか」というもので、何だか私がこれから体験しようとしていることの片鱗に触れられるような気がして、東京にあるtwililightと

          読書日記①『言葉の地層』vol.1

          "自分にとってのしあわせ"に貪欲に生きることを決めた1年

          2023年は、「"自分にとってのしあわせ"に貪欲に生きることを決めた1年」だったと思います。 それは、"共感されないこと"が増えて、代わりに「えひめらしくていいね」と言われる機会が増えることでもありました。おかげで、どこかで勝手に縛られていた"わかりやすい幸せ・成功らしきもの"から解放されて、ぐっと自由になった1年だったと感じています。 在り方をほぐす 2023年上半期は、なかなか本業の運営に納得がいかず、しんどい時期だったように思います。自分を保つために、なんだか自分

          "自分にとってのしあわせ"に貪欲に生きることを決めた1年

          自由になるための探求活動 序章(わたしと演劇)

          私が人生で一番自由を感じた瞬間は、とある舞台の上だ。 大学の授業でお世話になった舞台女優兼講師の人が主演をやる舞台に、端役ではあるが学生が数名出演できる機会が巡ってきたのだ。 演技なんてやったことないし、そもそもあがり症で、人前で何かをやることが苦手だったわたしはやんわりと断っていたのだが、 「舞台に立つなんて、人生でまたとない機会なんだからやりなよ~」と、先輩に唆され、「もう二度とないかもしれない機会」に弱いわたしは、押しに負けて、舞台に立つことになった。 練習中、「

          自由になるための探求活動 序章(わたしと演劇)

          「任期後はどうするの?」という質問への、暫定的な解のはなし。

          地域おこし協力隊の仕事は、任期が3年と決まっている。 1年目、2年目、そして3年目ともなれば、「任期後はどうするの?」といろんな人に聞かれる。わたしはあと4ヶ月後に3年目を迎えるが、これまでずっとその質問に対して「まだ決めてないんですよね~笑」と、当たり障りないことを言ってきた。 ちなみに、この言葉は決して嘘ではない。 たとえば、パートナーができて、退任後すぐに結婚するともなれば、相手によっては住む場所も変わるだろうし、やり残したことがあって、任期後すぐにでもそれに着手した

          「任期後はどうするの?」という質問への、暫定的な解のはなし。

          強くあろうとした1年、だったと思う。

          2022年は、"強くあろうとした1年"だったと思う。 自分が歩みを止めたら、この場も止まってしまう。そんな危機感が常にあって、ぽきんとだけはいかないように、少し過保護気味に自分の心をまもりながら闘う。そんな1年でした。 わたしのことを昔から知ってる知人の何人かから、「つよくなったよね」とか、「逞しくなったよね」といった言葉をかけられたから、きっとがんばっていたんだと思う。 ともにつくる相手が強すぎる本人にも直接言っているので、包まずにいうと、今やっている場づくりにおいて

          強くあろうとした1年、だったと思う。

          「お好きにどうぞ」それが案外難しい ~三角エコビレッジ サイハテに旅をして~

          "旅行"より、なんとなく"旅"という言葉のほうが好きだ。 それは、「目的地への到達」という結果よりも、「目的地までの過程や、その地で何を感じ、何が生まれたかという一回性」こそが醍醐味である、というニュアンスを"旅"という言葉に感じるから。 今回は熊本県にある「三角エコビレッジ サイハテ」に旅をした話をしようと思う。 サイハテに行ったのは、元々エコビレッジや環境問題に強い関心があったから等という高尚な理由ではなく、ただそこに友人がいたから。 無人島に行ったときに出会ったその

          「お好きにどうぞ」それが案外難しい ~三角エコビレッジ サイハテに旅をして~

          越境して走り方をチューニングする(11月とちょこっと12月活動記録)

          こんにちは。えひめです。 新潟県阿賀町に引っ越してから、あっという間に3ヶ月が経ちました。 ばたばたして更新が遅れてしまい、今回はちょこっと12月分も。(笑) 毎月恒例、noteを書く前にtwitter(https://twitter.com/ehime___1017)で1か月を振り返る会をしたのですが、この1か月もまあたくさん揺らいでましたね。(笑)   今月は3つのテーマにわけてお話出来ればと思います。 ついに「しごと・まなび場 with ブックカフェ『風舟~ka

          越境して走り方をチューニングする(11月とちょこっと12月活動記録)

          生きづらさをほどく(10月活動記録)

          こんにちは。えひめです。 新潟県阿賀町に引っ越してきてから、あっという間に2か月が経ちました。 月1回のnote更新以外に、実は日々心が動いたらtwitterで呟いていて。1か月分ツイートを振り返ってみると、なかなかに日々葛藤してるな~って感じです。(笑)  書きたいことはたくさんありますが、今月のTOPICSを3つに絞ってお話します。 ①人生のテーマを言語化できたこと今回の活動記録のタイトルでもある「生きづらさをほどく」。この言葉に出会えたことは、今月のなかでも大き

          生きづらさをほどく(10月活動記録)

          わたしはわたしのまま強くなればいい(9月活動記録)

          こんにちは。えひめです。 新潟県阿賀町に引っ越してから、約1か月が経ちました。 1か月単位ごとに移住生活を記録に残していけたらいいなと思い、 noteに綴ってみることにしました。 私の備忘録が、地域おこし協力隊を考えている方や地域で何かをやりたいと思っている方にとって、リアルな暮らしと仕事を知る材料の一つになればいいなと思っています。(私の場合は、町がNPOに委託を出していて、NPO法人に所属するようなかたちで地域おこし協力隊として入っています。) 今回は第一弾なの

          わたしはわたしのまま強くなればいい(9月活動記録)

          "気質を受け入れる""親と「安心」ではなく「信頼」で繋がる" 2年4か月で私に起こった変化とこれからについて

          私事ですが、7月末をもって、新卒で入社した会社を退職しました。9月1日から、新潟県阿賀町という地で、地域おこし協力隊として、町の高校生や住民のみなさんをはじめ、関わりをもってくれる全ての人たちと一緒に、これからの”町の未来”と"学び"をつくっていくお仕事をしていく予定です。 これまで、自社開発のWEB会議システム事業の新規営業、及びカスタマーサクセスとして、企業・行政のDX化の支援をしていました。新規事業かつ女性初配属だったこと、自分の気質のこと、ミスマッチ上等であえて飛び

          "気質を受け入れる""親と「安心」ではなく「信頼」で繋がる" 2年4か月で私に起こった変化とこれからについて

          「負の感情に振りまわされない」条件って何なんだろう

          先月、自分の変化についてちょっと驚いたことがある。 それはこれまで散々振り回されてきた、「数値」的な結果(分かりやすい結果)によって、不必要に自己肯定感を下げることなく、今に集中できていたこと。 営業という職種柄「数値」という目に見える「結果」からの「評価」は避けられない。あまりにも分かりやすすぎて、数値があがらないと、「私はこの組織にいる価値ない」と結構本気で思ってしまい、焦りや不安、劣等感、悔しさ、孤独感、そういうものに飲み込まれて、どんどん負のサイクルにはまっていく

          「負の感情に振りまわされない」条件って何なんだろう

          声診断を受けてみた

          「えひめちゃんは、コントロールしようとするより、感性や直感を大事にして大丈夫なひとだよ」 ニュアンスは違ったかもしれないけど、1回目のnanaさんという方の声診断(音声心理学)で、すとんと私の肩の荷を下ろしてくれた言葉。 nanaさんとの出会いは、すごくライトで偶然で。声診断きっかけではなく、もっともっと昔。たしか大学2年生のときに直感的に今の私に必要だと思って受けた異分野な「演劇」関連の授業で5泊6日のフィールドワークしたときにOGの先輩として出会った。うわー、この人空

          声診断を受けてみた