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30歳、何のスキルもないという不安 #228

『転職(35歳)→行政書士試験合格(40歳)→独立(41歳)』

34歳の時に、転職のきっかけをくれた人に出会うまでは、このような流れになるとは、1ミリも思っていなかったのですが、それでも現状を打破しようともがき続けていたのが、30代前半でした。

真面目に仕事をしていても、30歳で何のスキルも身に付いていないと、とても不安になります。

1月29日に行政書士試験合格発表がありますが、「行政書士」という資格について思いを巡らせるだけでも、現状を変えるきっかけになるかもしれません。


1.今の仕事のままで本当にいいのかどうか?


毎日、ラジオを聴いているのですが、
「人生で初めて転職をするので・・・」
というメールがよく読まれています。

「仕事」は、その人を形成する大きな部分を占めているのだなと感じます。

大卒でスーパーに入社したときには、まさか自分が2度転職し、個人事業主として独立するとは思ってもみませんでした。

地元密着のスーパーとはいえ、社会保険完備、退職金制度ありという、いわゆるきちんとした会社ではあったので、このままなんとなく定年まで働くのだろうなと思いながら20代の頃は、それこそがむしゃらに仕事をしていました。

しかし、30歳になったときに、ふと、何のスキルも身に付いていないことに気が付きます。

正確には、気が付いていたけれど、見て見ぬふりをしていたのだと思います。

自分の現実を客観視してしまうと、どうにもこうにもならないことが分かっていたからです。

当時の日本人の平均給与に届いたことこそなく、贅沢をしなければそれなりに暮らしていける金額をいただいていましたが、
「転職する必要があるのではないか?」
4~5年モヤモヤしていたように思います。


2.まさか自分が独立するなんて…


働いている会社で、自己のスキルを磨くことができるのであれば、そのまま自己研鑽しつつ、同じ会社に長く勤め続けるのもアリだと思います。

ただ、漫然と働き、会社内で立場は上になり、責任を押し付けられているだけだと少しでも感じるのであれば、行動すべきだと思います。

それがすぐに「転職」「資格取得」ということには、つながらないかもしれません。

「副業」「資産運用」という形になるのかもしれません。

そもそも会社に時間を取られ過ぎ、家に帰ったら眠るだけという生活の方には、「考える時間」がなく、毎日があっという間に過ぎるだけかもしれません。

私の場合、スーパー(精肉部門)で勤めていた最後の数年間は、週6日間出勤し、そのうち4日間は1日15時間勤務だったので、仕事で使っている包丁が握れなくなるくらい、腱鞘炎が激しくなったり、重いものを持ちすぎてヘルニアになり、足を引きずるようになっていました。

そんな中でも『現状を打破したいという気持ち』だけで、約10ヵ月間の転職活動を経て、法律事務所へ転職することができました。

『自分の現状(惨状)を客観視』することを放棄すると、いつの間にか年齢を重ねるだけになってしまいます。

疲れていても、モヤモヤしているのであれば、なにかしらのアクションを起こすべきだと思います。

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