FP3級の合格で自信をつける!
FP3級→FP2級→宅建→行政書士のように、
合格率の高い順に資格取得するよりも、
行政書士→宅建→FP3級→FP2級の方が
トータルの勉強時間は短くて済むのですが、
まずは、新年に「合格」という何にも代え
がたい体験をするのも精神衛生上、とても
良いことだと思います。
1.合格という「成功体験」を積み上げる!
大雑把なくくりでは、
FP3級→FP2級→宅建→行政書士という
資格取得を資格予備校は推奨しています。
この方が受験生が時間とお金をかけて
勉強してくれるからです。
ただ、2024年にこの4つの試験の合格を
頂いた者としては、
行政書士→宅建→FP3級→FP2級
この流れの方が、トータルの勉強時間数は
グッと少なくて済むと思います。
さらに言うと、予備試験や司法書士試験の
勉強をしてからだと、行政書士試験の勉強
時間も短くなるようです。
ただ、FP3級やFP2級の合格率の高さは
とても魅力的なことも確かです。
FP3級の合格率:約90%
FP2級の合格率:約50%
合格という「成功体験」は、人生を充実
させることにつながるので、勉強すると
いうことが苦にならないのであれば、
FP3級から動き出すのも悪くはないのかな
とも思います。
2.あくまでもFP2級の合格率は50%
ここで注意しておきたいことが1つあります。
FP2級の合格率が「20%台」と書かれて
あることがあります。
これはおそらく、学科の合格率50%と
実技の合格率が50%なので、それを掛け
合わせた数字を書き、FP2級の試験が
宅建並みに難しい、と思わせるような
表現があることです。
あくまでもFP2級の合格率は50%なので
宅建並みに難しいわけでは全くありません。
にもかかわらず、FP2級の合格率が20%台
と記載するのは、誇大広告に近い表現だと
思っています。
・・・ただ、中小企業診断士の例がある
ため、明らかに間違っているとは言えない
ところでもあります。
どの予備校も中小企業診断士の合格率は
「4%」と表記されています。
1次試験の合格率:20%
2次試験の合格率:20%
これを掛け合わせて4%と計算している
からです。
中小企業診断士試験の場合、2次試験の
難易度がかなり高いです。
行政書士合格者であっても、一発合格は
難しいレベルのものだからです。
3.まずは1カ月での合格を目指す!
対して、FP2級の場合、学科も実技も
難易度は全く同じレベルです。
学科と実技とでは、問われ方が違うだけで
難易度が上がるわけではありません。
新年早々、できれば元旦に、FP3級の勉強を
始め、1月末に試験日を設定し、「合格」を
得て、FP2級に挑戦または一気に、宅建や
行政書士試験にチャレンジするのも良いと
思います。