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178点の行政書士試験結果に、2年経って思うこと「スーパーの店員編」#07

スーパーの店員の転職先は、
スーパーしかありません・・・


1.スーパーの店員をしながらの転職活動…


令和2年1月1日が行政書士試験の勉強
初日
なのですが、そこから3年10カ月
かけて勉強し、令和5年11月の行政書士
試験に合格をしました。

この令和2年1月1日に勉強を始めるまで
には、1年半くらいかかっています。

この「1年半の期間の内訳」は、スーパーの
店員をしながらの転職活動期間である
約8ヵ月間と、法律事務所や司法書士事務所
での仕事に慣れるまでの期間である
約10カ月間というものになっています。

ただ、転職活動はなかなか
上手くいきませんでした。


2.スーパーの店員の転職先は、スーパーしかない…

スーパーの店員が転職しようと思った時に、
次の就職先候補になるのは、スーパーか、
スーパー以外の小売店くらいです。

私の場合、スーパーの精肉部門で13年間
働いていたので、スーパー以外の小売店に
行ったとしても、お肉のノウハウ以外は
一切ないので、アピールするものが何も
ありません。

そのため、他のスーパーの精肉部門しか
転職先候補がなく、勤続年数だけが無駄に
伸びていくことになります。

法律事務所で事務員として働いている経験の
ある方との出会いがなければ、法律事務所
への転職はあり得ませんでした。

ただ、転職をするにしても、履歴書の資格
欄には学生時代に取得していた『色彩能力
検定2級
』くらいしか書けるようなものが
なく、当然、法律事務所で、この資格が
役に立つことはないので、ことごとく
不採用になりました。

*『色彩能力検定2級』はスーパーで働く
際に何かの役に立つのではないかと、学生
だった当時の自分がひねり出して考え、
取得した資格でしたが、スーパーの仕事で
役に立つことはありませんでした。

それでも、筆記試験(SPIっぽい試験)と
面接を行ったうえで、法律事務所で
採用して頂きました。

その後、法律事務所の仕事の多忙さから、
勉強時間が確保することができなかった
ため、「月の残業時間20時間」という
司法書士事務所へ転職することにしました。

月20時間の残業だと、1日1時間の残業で
帰れるから、勉強時間の確保は容易だと
考えていましたが、「登記業務」という
仕事の意味も、はっきりとは理解して
いないまま入社したため、なかなか
仕事が覚えられません。

結局、転職活動を始めてから1年半は、
資格試験の勉強ができるようには
なりませんでした。


3.「ぬるい思考」だと合格できない…

転職活動を開始したときには、
「資格取得し、手当をもらえたらいいな」
という考えだったと思います。

いわゆる「ぬるい思考」です。

「ぬるい思考」なりに毎日仕事をし、勉強
時間を確保し、カフェで勉強することを
繰り返していましたが、この状態の思考
では、合格には遠く及ばない結果が続き
ました。

合格するにはどうすればいいか」を真剣に
考え、思考を変え、行動することで、すぐに
結果が出たわけではありませんでしたが、
なんとか合格に辿り着くことが出来ました。

スーパーの店員時代に「このままでは
いけない」と思い、行動に移したことで、
少しずつ自分の中の考えが変わりながらも、
結果にも結び付きました。

合格するまでに被害に遭った
「司法書士からのパワハラ」は、
本当に余計でしたが、それでも
行政書士試験に合格することは出来ます。

まずは、「行動」だと思います。


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