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178点の行政書士試験結果に、2年経って思うこと

宅建で36点を取ることと、
行政書士試験で178点を取ることは
結構似ています。


1.悩んでいる人は多い…


「178点の行政書士試験結果に思うこと」
という記事を令和4年度行政書士試験の
結果発表後から10カ月が過ぎた頃に
書きました。

「パワハラによる胃腸炎のこと」
「1つの試験で2度落ちた気分」

など、文章を書くことに慣れていない中で、
行政書士受験生時の想いを書き残したもの
ですが、大変多くの方に「スキ」を
いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

行政書士受験生だった時には、受験に専念
するため、「x」には1度も登録したことが
なく、「note」を見たこともありません
でしたが、試験合格後に自分がnoteを
中心に発信するようになってから、
「x」や「note」を見るようになり、
自分と同じように(あるいは自分以上に)
悩んだり息苦しさを感じる方が多いことに
驚いています。


2.司法書士試験は無理・・・

行政書士試験は合格率10~14%の試験で、
宅建よりも難しいけど、「難関資格」
呼ばれる法律系試験の中では最も簡単な
試験で、難しいのか簡単なのかよく
分からない試験です。

また、178点で2点足りなくて不合格でも、
160点で20点足りなくても不合格だという
ことに変わりはなく、この「あと少し」の
点数が1年という期間を要してもなかなか
伸びず、複数回受験したからといって、
毎年点数が上がり続ける、という試験でも
ありません。

35歳のときにスーパーの店員から法律
事務所事務員に転職
したときには

「仕事と両立して、
2年以内に行政書士試験に合格、
5年以内に司法書士試験に合格する」


という意気込みを持って働いていましたが、
仕事を覚えるだけでも大変、残業後の勉強
時間の確保も大変、という日々を送ると、
勉強する意味や自分の存在意義などが曖昧に
なってしまい、苦しくなるばかりでした。

今では「司法書士試験」を受けることは
全く考えていません。

予備校に2年間毎日通い続けて、受かるか
どうかのラインにさえ届かない試験だと
いう認識なので、もう受験しようかどう
しようかで迷うことはありません。

これは、行政書士試験の勉強を何年も
やってきたからこそ出せる答えかなと
思っています。


3.「社労士試験」「行政書士試験」のどちらかを目標にする

法律の勉強をしたことがないという方は、
まずは「FP3級試験」や「宅建試験」から
考えるらしいのですが、「社労士試験」
「行政書士試験」
の自分に合いそうな
方を選び、予備校に通う・通わないの
選択をし、勉強を始めるのが良いかなと
思います。

社労士試験・行政書士試験は、目標が
高すぎず、低すぎず、かつ実用性がある
資格だからです。

その時に大切なのは、
「無理をしないこと」です。

仕事と資格試験の勉強の両立
思っている以上に難しいです。

家庭と資格試験の勉強の両立という
パターンでも同じです。

何も犠牲にすることなく資格合格を得る
ことはできないので、仕事・家庭・お金・
時間・自分のアイデンティティ・・・
何かを犠牲にしなくてはいけませんが、
このうちのいくつか、あるいは全てを
犠牲にすると、『爆発』してしまいます。

爆発しない程度に頑張らないと資格合格は
難しいし、爆発してしまっては何の意味も
なくなります。

うまく自分の中で適度な挑戦を見つけ、
適度な状態で日々を過ごしていきたい
ところです。

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