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宅建試験【合格点予想に一喜一憂】#30

今回の令和6年度の宅建試験の合格点は
37点でしたが、合格点予想の記事を
見つけて読むのは結構楽しかったです。


1.合格点予想を見るのは面白い…

合格点予想の解説として1番多かったのは、
「昨年度よりも平均点が上がっているため、
合格点も昨年度よりも上がる」
というものだったと思います。

受験者数 241,436人
合格者数 44,992人
合格率 18.6%

(一財)不動産適正取引推進機構

平均点は、(一財)不動産適正取引
推進機構からは公表されていません。

合格点予想での平均点は、あくまでも
各予備校独自の数字です。


2.平均点と合格点の連動性はあるけれど…

宅建試験は合格点が毎年変動する試験
ですが、合格率15~17%にするための
調整のためだと思っています。

過去の傾向から、平均点が上がると
合格点も上がる、というのは理解できます。

ただ、それは統計的なものであって、
絶対的なものではないので、ここ10年近く、
合格点予想を外し続けているのだと
思います。


3.自分に合う講師の見極めに利用する…

今回の合格点予想で最も多かった予想は
37点、次いで36点(著名な方のみ限定なら
次点は38点)、といった感じでした。

前年度の令和5年度の36点が合格点
でしたが、当時の各予備校の予想は
37点が1番人気でした。

今回は、予想が見事に当たった
結果になりました。

そもそも、合格点予想って何なのだろうと
考えてしまったのですが、各予備校から
すると、『プレゼンの場』なのかなと。

実際の合格点は分からない中で、予想の
合格点を高すぎず低すぎない点数を出し、
その理由を話すことで、さりげなく予備
校のアピールにもなる、という事だと
理解しています。

行政書士試験後にも同じような現象が
起きていたので、まあそういうもの
なのだろうなと。

予想が合っているか、はずれている
のかは、あまり関係なく、その理由に
対して、受験予定者が納得できるか
どうか、そして、今後この講師の声を
1年間聴きながら勉強していきたいと
思えるのかどうか、という所を
アピールする場なのだと思います。

私は、令和5年度の行政書士試験の
受験では、弁護士YouTuberゆーき先生の
「ゆーき大学」を受講していましたが、
令和6年度の宅建試験でも
「ゆーき大学」を受講していました。

「気が合う」まではいかなくても、
スマホで授業を聴いていて、嫌に
ならない講師を見つけるためにも、
宅建試験の合格点予想を聴いてから、
来年の宅建試験に向かっていくのも
いいのかなと思います。

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