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#183 行政書士試験合格へ 【基礎知識について思うこと】編

「基礎知識で足切りにならないために、
14問中6問取る必要があるが、そのためには、
文章理解と情報通信・個人情報保護法に
時間を費やして対策することが必要」


1.「受かりたい」よりも「落ちたくない」が強い…


私は、毎日、仕事終わりに勉強するスタイル
でした。

それは毎日毎日やっていました。

3度、行政書士試験に失敗し、4度目の
受験で合格したので、約4年間は、行政書士
試験の勉強ばかりしていたことになります。

「受かりたい」

という気持ちは当然ありましたが、

「落ちたくない」

という気持ちの方が強かったと思います。


2.「最も簡単な資格」

行政書士試験は、難関資格(8士業)と
呼ばれるものの中では、
「最も簡単な資格」になります。

これが私には、追い打ちをかけます。

「簡単な資格にも受からない・・・」

こんな気持ちになることも多かったです。

そのため、そんな気持ちを振り払う
ためにも毎日勉強するのですが、ふと、
「一般知識の足切り」が頭をよぎります。

「こんなにも毎日勉強しているのに、
よく分からない問題で足切りされるのは
嫌だ」

という気持ちも日に日に大きくなって
いきました。

「法律科目で仮に180点を突破していても、
一般知識で6問取れていなかったら不合格」

なんて理不尽な試験なんだと、
憤ったこともありました。


3.「自分が解けないなら、周りの受験生も解けない」


足切りが頭に浮かぼうと、憤ろうと、
合格に近づくわけではありません。

では、どうするか。

勉強するしかありません。

基礎知識を細分化し、1つ1つ対策し、

「これだけ勉強したのだから大丈夫」

と思えるくらい勉強し、

「この範囲以外から出題されても、
ある程度仕方がない」

という強い気持ち(!?)や、割り切る
気持ちが必要になってきます。

ただ、法律科目の場合、Cランクの問題が
出題され、解けない場合、

「自分が解けないなら、周りの受験生も
解けないのだから仕方がない」

と意外と簡単に割り切れるのですが、
基礎知識では、足切りがあるため、
こうはなりません。


4.「取れるべき点を確実に取る」


どうしても足切りに頭が奪われがちに
なるのですが、行政書士試験の大前提と
して、

「取れるべき点を確実に取る」

これを忘れてはいけません。

「択一のみで180点は難しい」
「記述は闇」
「基礎知識に足切りがある」

いろいろと思うことはあっても、
「取れるべき点」を落とすことなく、
点数を積み重ねていけば、180点は
超えてきます。

基礎知識も6問は、確実に取れます。

「行政書士法等行政書士業務と密接に
関連する諸法令」がどのくらいの
難易度になるのかは分かりませんが、
重要なのは、文章理解情報通信・
個人情報保護法
です。

この文章理解と情報通信・個人情報保護法
合わせて6問、最低でも5問は取る必要が
あるからです。

そして、これは多くの受験生にとって
実現可能な数値目標だと思います。

文章理解と情報通信・個人情報保護法の
対策にかけた時間は、点数に比例する
からです。

憲法の点数も、勉強時間に比例するはず
ですが、言い回しが難しくなれば全く
解けなくなり、根本のところを理解して
いなければ解けない、という問題も
見受けられます。

ですが、文章理解と情報通信・個人情報
保護法では、そのようなことはあまりなく、
知っているかどうか、文章のパズルが
解けるかどうかなので、対策した分だけ
点数が上がります。

結果的に、
「基礎知識で足切りにならないために、
14問中6問取る必要があるが、そのためには、
文章理解と情報通信・個人情報保護法に
時間を費やして対策することが必要」
という冒頭の結論になります。

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