#195 行政書士試験合格へ 【有給取りづらい】編
行政書士試験まで残り約30日…
1.残り30日の勉強時間の差が合格不合格の差
「X」で合格した方の話を見ていると、
「本試験直前のこの30日の間が最も勉強
時間が長かった」
という投稿をよく目にします。
この残り約30日の間に、どれくらい
参考書や問題集に目を通すことが
できるのかで、結果が変わってくる、
ということでもあると思います。
模試で180点をコンスタントに取れて
いるかどうかも大事だと思いますが、
残りの期間の勉強時間の確保ができるか
どうかで結果が左右されます。
「有給が取りづらい」
くらいの感覚の職場なら、少し無理を
してでも1週間の有給は取るべきです。
できれば10日間欲しい所です。
「有給なんて絶対に取れない」
という職場なら、残りの1カ月だけは
残業を短めにし、少しでも勉強時間を
確保し、残りの1週間であれば、試験後に
仕事を回せる仕事はなるべく回す、と
いう工夫で勉強時間を確保する行動が
求められます。
「有給なんて絶対に取れない」
という職場で、あと少しで落ちた場合、
翌年も同じように直前の休みは取れない
ので、本気で資格を取ろうと思うのなら、
令和7年の9月か10月の頭に仕事を辞めて、
受験に専念すべきです。
その行動を起こさないで、
「会社が有給をくれなかったから落ちた」
という言い訳はあまりに残念だし、
もったいないと思います。
逆説的ですが、仕事を辞めてまでして
資格を取る、という行動ができる人は
独立してもやっていけると思います。
(そもそも独立するのに
資格は必要ないので…)
2.有給取らなくても合格する人もいるが…
本屋で資格のコーナーに行くと、
「○○資格取ってみようかな」
という話し声を聞くことが
結構多いです。
「資格ブーム」もあり、何かに打ち込む
ことは、きっかけは何であっても、
「勉強する」という行為自体に意味が
あると思います。
勉強した人が必ず合格する試験ではない
ので、見極めは必要になってくると思い
ますが、行政書士試験の場合、趣味の
勉強の延長で合格することも可能な方も
いるので、あまり他人と自分を比較しても
いけないのかな、という部分もあります。
司法書士や社労士試験の合格発表があり
ましたが、これらの難関資格は「本気」で
取り組み、その「本気」で取り組んでいる
人の中の上位数%の方たちばかりです。
行政書士試験とは合格に必要になってくる
勉強時間が数千時間単位で違うので単純
比較はできませんが、
「有休をとって勉強時間を確保する」
くらいの本気度は行政書士試験に合格する
上でも必要だと思います。