178点の行政書士試験結果に、2年経って思うこと【パワハラ編】#03
「パワハラ」がなくなることって
あるのだろうかと、たまに思うことが
あります。
1.パワハラ…
3度目の行政書士試験で178点になり、
4度目の試験で合格こそしましたが、
3度目で落ちた原因は、これまで
あまり深くは考えてきませんでした。
勉強不足、という一言で終えることも
できてしまうのですが、どちらかと
いうと、考えることを避けていた
ようにも感じます。
4度目の受験に集中するため、という
理由が一番だったのですが、パワハラが
ひどかった時期でもあったので、勉強を
することで、その苦しみから逃れていた
ようにも思います。
「苦しいときには、
誰かに助けを求めればいい」
というのは頭では分かっていても、
当事者にとっては、なかなかそれを
行動に移すことは難しかったりもします。
今考えると、おかしな心理状態だな、
というのは分かるのですが、支配下に
置かれている状態だと
「身動きができない」
ようになります。
2.相談できる人がいたとしても…
『近すぎず、遠すぎない誰か』に
相談できることは、とても大切です。
私の場合、そんな存在がいたので、
今があるのだと思っています。
ただ、そんな相談できる人がいたと
しても、パワハラがなくなるわけ
ではありません。
いつかパワハラがなくなるかもしれない、
という希望がどこかにあっても、それが
叶うことはないのだろうと思います。
では、自分の身をどうやって守るのか…
「物理的に距離を取る」
これが一番手っ取り早いと思います。
(休職、退職、etc・・・)
物理的に距離を取ることで、視界が
広がり、これからどうすべきかを
考える時間を確保でき、「次」に
つながります。
パワハラを受け続ける理由がそもそもない、
ということを冷静に頭で理解し、次に
すべき行動を実践し、「前」に進むことが
出来ます。
3.労働基準法の順守はそんなに難しいことではない…
「労働基準法」で従業員は守られて
いる、というのは建前ではそうなって
いる、という話です。
本当に守られているのであれば、
「パワハラ」は既に死語になっている
はずだからです。
労働基準法は、どちらかというと、
パワハラの当事者に事後的に制裁を
加える、という使われ方の方が多い
ように感じます。
自主的に率先して、労働基準法を順守して、
従業員の方に働いてもらおう、という雇用
主の方がそもそも少ない(存在しない!?)
ので、仕方がないところもありますが、
「仕方がない」で終わらせたくない
気持ちもあります。
今、社労士の勉強をしていることも、
パワハラが起きないような職場環境を
作りたい、という想いからきている気も
します。
今からだと試験まで残り1年半くらい
しかありません。
仕事をしつつ、資格勉強もする・・・
50歳を超えると、胆力がなくなるのでは
ないかと思っています。
徐々になくなるのかもしれないし、
急になくなるのかもしれません。
今、やるべきことを1つ1つ対応して
いきたいなと思います。