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#03 障がいについて知る【障害・障がい・障碍編】

「障害者」という表記に
違和感があるかどうか・・・


1.障害・障がい・障碍、正しいのは?

厚生労働省のホームページには、障がい者に
関する様々なデータが掲載されていますが、
「障害者の就労支援対策の状況」には、

・障害者に対する就労支援
・障害者就労の現状
・平均工賃(賃金)月額の実績額

これらについて掲載されていますが、
このHPには「障がい」と表記されず、
「障害」という表記がされています。

法律についても「障害者総合支援法」
なっており、「障がい者総合支援法」では
ありません。

「障がい」について書く、と決めてからは、
とても気になるようになりました。

それまでは、気になりませんでしたし、
気にしなければならない箇所だと思った
こともなく、本当にただただ反省すべき
ところになります。

少し調べてみると、障害・障がい・障碍と、
表記もいくつかあるようですし、現在も、
国の有識者会議において議論をしている
ところ、という状況のようです・・・


2.障がいの表記…

もう少し調べてみると、大分県のHPに
たどり着きました。

「障がい」の表記について
というページには、

県では、従来、「障害」と表記していたものについて、公文書、広報等において可能なものから、法律名、団体名等下記の例のような固有の名称を除き、次のとおり表記することとしました。

(1)従来、「障害者」と表記してきた、人を表す言葉としては、「障がいのある人」「障がいのある方」と表記するものとする。

(2)何らかの名称等で「障がいのある人」と表現することが適当でない場合は、「障がい者」と「害」を「がい」とひらがな表記する
 (例示)障がい者福祉、障がい者施策、障がい者スポーツ など

(3)「障害」は「障がい」と「害」を「がい」とひらがな表記する
 (例示)障がい程度、障がい種別、重度障がい、重複障がい など

これが正しい、あるいは間違っている、
ということよりも
「障がいについて考えている」
ということが大切なのだと感じました。

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