宅建試験【合格率18.6%の試験への挑み方】#31
令和6年度の宅建試験の合格率は
18.6%でしたが、お金をかけ、自分の
残りの人生の限られた時間のうちの
数百時間を黙々と勉強する時間に充て、
その代わりに得られるであろうものを
得ることなく、あるいは、ただ失う
だけの可能性もある、という覚悟を
持って挑めば、受かる試験だと思います。
1.合格者の約9割は働きながら…
(一財)不動産適正取引推進機構が
公表している「令和6年度宅地建物取引士
資格試験結果の概要」には、合格者の方の
職業別構成比が掲載されています。
合格者の多くが社会人であることが
分かります。
受験生全体で見ても、おそらく
似たような数字になるのだと
思います。
2.予備校選びも勉強時間確保も大事…
社会人にとって、資格試験の一番の
難しさは、勉強時間の確保です。
勉強方法は、
・大手予備校への通学(+オンライン)
・オンライン専門予備校
・市販教材のみでの独学
いくつかの方法はあると思いますが、
コスパの良さそうなものを選び、
毎日、時間を捻出し、ひたすら勉強、
というスタイルは、どの方法でも同じ。
どの予備校、どの勉強方法を選択する
のかも大事ですし、勉強時間をかける
ことも大事です。
どちらか一方だけしっかりとしていても、
おそらく数百時間の勉強時間が必要な
試験に対しては、太刀打ちできません。
3.おすすめはYouTubeの無料動画…
自分に合う予備校を選ぶだけで、
勉強時間が大幅に変わります。
そのため、早めに予備校を決めた方が
良いという考えで、フィーリングで
パッと決めても良いですし、
YouTubeの無料動画で実際の講義を
見て決めるのも良いと思います。
ただ、それが自分に合っているか、
そもそも良い講師陣なのかは、
受講してみないと分からないことが
多いと思います。
当たりはずれがある、ということです。
フィーリングが合う、合わない、などの
判別は、社会生活においてだけでなく、
資格試験においても同様に難しいこと
なのだと思います。