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178点の行政書士試験結果に、2年経って思うこと「勉強法編」#05

私は「自分に合った勉強法」
確立するまでに1,000時間以上
かかりました。


1.行政書士試験は難しい!


2024年が終わりかけているので、その振り
返りも含めて、今思い返してみても、行政
書士試験の勉強は、本当によくやったと
思います。

4年間、約2,000時間もかけて取得している
ので、褒められたものでは決してないの
ですが、それでもここまで合格を欲する
とは、勉強を始めたときには思いも
しませんでした。

どうしても世間やsnsで言われている

「行政書士は食えない」
「取るのは簡単」
「取っても意味がない」


という、私自身が直接聞いたわけではない
話ばかりが頭をかすめていたからです。

ですが、実際に受験してみると、まあ難しい。

本当に難しい。

1年目に300時間勉強して挑み、
結果は132点

2年目にさらに500時間勉強し、
結果は150点

500時間勉強して18点しか
上がらない試験って何なんだろう?」

500~1,000時間の勉強で合格できる
と聞いていたのに、全然違う」

当時は、そんなことを思っていました。


2.勉強時間の確保も難しい

3年目の途中から「ゆーき大学」を受講し、
結果的に600時間勉強し、178点で不合格

また合格に辿り着かない…

このあたりで、「次は絶対に合格する」と
いう気持ちがさらに強くなった気がします。

4年目にさらに600時間勉強して合格は
するのですが、自分に合った勉強法を
見つけるまでに、かなりの時間を要したな
と思います。

行政書士試験合格後にFP3級、FP2級、
宅建を受験
しましたが、ストレートで
合格することが出来たのは、自分の中で
勉強法が確立されていたからなのだと
思います。

もっと短い時間で、自分なりの勉強法に
辿り着けたら、ここまで時間をかける
ことなく合格することは出来たのかも
しれません。

ただ、資格試験を受験しようとしている
人にとって、それはかなり難しいこと
なのだと思います。

資格試験勉強で最も大切なのは、
勉強時間の確保です。

会社員、個人事業主など、置かれている
状態こそ違えど、やはりこれが1番難しい
と思います。

この勉強時間を確保が出来るように
なったら、(独学・通信・通学のどの形態で
勉強していくにしても)その人なりの勉強
法を見つけ、あとは、その継続をして
いけば、合格に近づく、という流れに
なっていくと思います。


3.「自分に合った勉強法」を見つけるのは難しい

「継続」自体は難しくはありません。

勉強時間を確保し、自分なりの正しい
勉強をする、ということを毎日ひたすら
繰り返すだけだからです。

いかに早く「自分に合った勉強法」
確立していくのか・・・

私は確立するまでに1,000時間以上
かかってしまいました。

自宅で自分に制約を課し、お酒を断つなどで
自分を律し、勉強できる環境を作り、毎日
勉強できるなら、それが良いと思います。

ただ、それができるなら、もっと多くの方が
資格試験にチャレンジしていると思います。


4.資格試験を受験するだけで尊い

宅建の申込者数が増えたと言っても30万人
程度で、人口の0.24%に過ぎません。
(行政書士試験では申込者数5万人程度)

資格試験は合格しなければ、当然、その
資格を名乗ることはできないので、不合格
し続けること自体に意味はないのですが、
それでも合格したいと思い続けて頑張って
いる人を応援したい、という気持ちも
どこかあります。

チャレンジしようという気持ちをもち、
受験勉強するという行動に移し継続する
ということ自体を、今ではそれだけで
尊いようにすら感じるようになりました。

『行政書士は伴走者』

こう例えられることがあるので、行政書士
特有なのかもしれません。

試験を通して身につけたことを、助けを
求めている人に対して、これから還元
していければいいなと思います。



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