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たとえ178点になったとしても・・・#204

行政書士試験の合格率は、
例年10~13%です。

令和6年度の合格率は前年度よりも低くなる
とは思いますが、恐らく同じくらいの合格率
になるのだと思います。

*令和5年度の合格率は、13.98%


1.毎年、受験者の85%以上の方が落ちる…

合格率の低さについて改めて考えて
みると、毎年、受験者の85%以上の
方が落ちていることになるのだなと…

そのような試験に、敢えて立ち向かい、
何百時間、あるいは1000時間以上もの
時間を費やすこと、それ自体には、
あまり意味がなく、何年かかっても合格し、
活用することで、初めて意味があるものに
なる
と思います。


2.合格しなければ意味がない!?

私が受験生だったときには、
「合格しなければ意味がない」
と思って、ずっと勉強に取り組んでいました。

3度目の行政書士試験である、令和4年度の試験で
178点しか取れず、不合格だったときには、
「転職もして、慣れない仕事をしつつ、
なんとか勉強時間だけは確保して、挑んだ結果が
不合格・・・
時間とお金を捨てただけだったな・・・」
という思いが、ぶわっと一気に自分の頭の中を
駆け巡りました。

それでも気持ちを切り替えて、4度目の
試験に挑み、合格し、登録・開業をしました。

3度落ちたときに、温かい言葉をかけてくれた
友人には、今も本当に頭が上がりません。

これとは真逆の人間も身近にいたため、
人間すべてが温かいとは全く思いませんが、
落ちたからこそ得るもの、落ちてそこから
また、時間もお金もかけて勉強し合格し、
出会う人々は本当に尊い方ばかりです。

今までの自分であれば、話しかけようと
思うことすらなかったような方々に、今では
「どうすれば失礼なく声をかけられるのか」
という事を考えるようになり、自ら進んで
声をかけさせていただいています。


3.残りの10日間、頑張り続ける…


本試験を受ける前から、保険をかけても
いけないのですが、落ちてしまっても
来年の試験を受けて、合格すれば何の
問題もありません。

1年丸々、棒に振るかもしれませんが、
ただそれだけです。

死ぬ必要もないですし、誰かに批判される
ようなことも何一つありませんし、堂々と
来年度試験を受けて合格すれば良いのです。

今年、仮に不合格で、それ以降受けなければ
無駄になるかもしれませんが、来年受けて
合格すれば、絶対に無駄にはなりません。

残り約10日間頑張るか、頑張らないかで、
丸々1年を棒に振るか振らないかが
決まるだけです。

本試験までに費やしてきた時間・労力・
お金は、合格し、活用さえすれば、
費やしてきたもの以上のものが、
自分に返ってきます。

残り約10日間頑張りましょう!

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