e発明塾通信 vol.746(2020年7月6日号)手術用光源から「スマート絆創膏」へ~「光」と「医療」のエッジ情報
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・・・ e発明塾通信 vol.746(2020年7月6日号)
「「「 手術用光源から「スマート絆創膏」へ~「光」と「医療」のエッジ情報 「「「
こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。
本日は、過去に発明塾や本メール講義で取りあげたエッジ情報の続報、関連情報を取りあげます。
弊社の
「エッジ情報」の探索とその活用 セミナー動画講座」
https://e-hatsumeijuku.techno-producer.com/douga-edgejoho
で、以下の
「手術器具に取り付け、医師の視界を確保するフレキシブルライト」
を、エッジ情報の一つとして取りあげ、解説しています。
(ルミノフ社 HP)
https://www.luminov-inc.com/#section-products
「医療xフレキブルデバイス(光源)」
の領域です。
ふと思い出して、先日
「この先」
を調べてみたところ、以下の
「スマート絆創膏」
に、たどり着きました。
(Flex LED Based Smart Light System for Healing of Chronic Wounds)
https://www.led-professional.com/resources-1/articles/flex-led-based-smart-light-system-for-healing-of-chronic-wounds
「LEDを実装したフィルムを、傷口に貼り付け、雑菌の増殖を防ぎ、治癒を促進する」
デバイスです。
Fig.3を見ると、ルミノフ社の手術器具用照明と、構造的には、ほぼ同じです。
医療用のフレキシブル光源、まだまだ、いろいろな可能性があるんだなと、感じました。
関連する学会資料などを見ると
「光の拡散を制御」
するための表面構造が、重要だそうです。
「光の利用効率」
のお話です。
ディスプレーに用いられる
「導光板」
「拡散フィルム」
と同じですね。
なんとなく、私が前職で取り組んできたことに近いなぁと感じ、研究の中心人物である
「David Kallweit」
さんの特許出願を調べてみました。なんと、
「ナノ構造の転写技術(ナノエンボス/ナノインプリント)」
に関するものがありました。
前職時代の私と同じで
「ナノテクを、メディカル/光学分野に応用」
されている方のようです。
(私は、前職時代、ナノ構造を取り入れた細胞培養容器の新規事業と、
ナノ構造によるLEDの高輝度化についての新規事業を、企画し立ち上げました)
なんとなく、親近感が湧いてきまして、取りあげることにしました、
個人的な思い入れを交えてしまい、失礼いたしました。
さて、スマート絆創膏、いろいろな観点から研究が進められているようです。
発明塾的な表現では、
「テクられつつある分野」
という感じですね。
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