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e発明塾通信 vol.469(2018年5月7日号)「安全な暮らし」という「コト」を売る保険 ~ IoTでスマホが保険の入り口になる
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・・・ e発明塾通信 vol.469(2018年5月7日号)
「「「 「安全な暮らし」という「コト」を売る保険 ~ IoTでスマホが保険の入り口になる 「「「
こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。
今回は、過去配信、および、4月21日の「知財情報活用セミナー」でご紹介した
「スマホ保険」
を起点に調べ、見つかった情報を紹介します。
スマホ保険の特許を、以下に再掲しておきます。
登録されています。いわゆる、ビジネスモデル特許の範疇に入るものだと思います。
非常にシンプルでわかりやすい特許ですので、
「アイデアをどう特許にするか」
について説明するための題材として、いつも使っています。
(再掲)ビッグデータを使用した保険料算出の方法
http://www.conceptsengine.com/patent/grant/0006145724
今後、保険契約の入り口はスマホになるのでは?と発明塾では考えています。
「スマホ割引」
などを提供するかわりに、よい情報が取れるからです。
この特許については、いろいろな気付きがあり、これを起点として発想がかなり湧いてくるのですが、脱線しそうなので、本題に入ります。
上記、スマホ保険特許に記載がある
「GPS情報」
「スマホの利用状況」
「スマホの取り扱い方」
などを利用して、リスクの高い行為などを検出するという点に注目し調べました。
すると、以下の企業が見つかりました。
(OneEvent HP)
http://oneeventtech.com/
これを見て私が思い出したのは、技術者時代に耳にタコができるぐらい聞かされた
「ハインリッヒの法則」
です。
「1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり、
その背景には300件の異常(ヒヤリ・ハット)がある」
とする経験則です。
「ヒヤリ・ハット」
という言葉の方が、有名かもしれません。
「日常のヒヤリハット」
を検出できれば
「重大事故の防止」
につながるのは、いわゆる企業・産業の現場では当たり前と
されてきましたが、それを
「保険と組み合わせ、家庭に持ち込もう」
としているのが、OneEventであると考えられます。
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