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e発明塾通信 vol.732(2020年5月18日号)「振動」で「質の高い睡眠」を ~ 「ウエアラブル」x「振動」の可能性

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・・・ e発明塾通信 vol.732(2020年5月18日号)

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こんにちは、「発明塾」塾長の楠浦です。

今回は、発明塾(学生版)で過去に討議した

「エッジ情報」

の関連情報から、特に、企業内発明塾参加者の方にも参考になりそうな
企業や技術について、紹介いたします。


2018年に、以下配信で

「ウエアラブル」
「振動」

デバイスの可能性について、取りあげました。

e発明塾通信(2018年3月5日号)ウエアラブルと「五感への刺激」
https://note.com/ehatsumeijuku/n/nca997ac44b6f


上記では、

「電気刺激」

デバイスが、例えば

「睡眠時無呼吸症候群の治療」

など、様々な分野へ適用されつつあること、および、

「その先」

のアイデアとして、例えば、腕時計型デバイスを用いた

「食事コントロール」

が想定されていること、などを紹介しました。


上記に関連して、最近、以下のクラウドファンディングを知りました。

『ここ最近、目覚めた時の調子が良いんだ』・振動刺激で通常呼吸への回復をサポート
https://www.makuake.com/project/sleeim/


製品のHPは、以下です。

Sleeim
http://www.swanswan.info/


振動刺激には、一定の効果があるようです。

開発・製造を手掛けているのは、どのような企業でしょうか。
技術的なバックグラウンドなどが、気になります。

株式会社 oneA ヒストリー
https://www.one-a.co.jp/company/history/


「保有技術」や「現業との接点」は、上記ページからは見えてきませんが、
以下資料を見ると、2007年以降、事業構造改革に取り組んできたようです。

アローグループ プレスリリース
http://www.arrow.gr.jp/press.html


今回の製品は、その成果で、いわゆる

「飛び地」

型の新製品・新規事業開発かもしれません。


同じような立場で、

「新規事業開発」

に取り組んでおられる、企業内発明塾参加者の方々にも、参考になるのでは?
と感じました。機会があれば、是非、お話お伺いしてみたいですね。


さて、睡眠時無呼吸症候群の多くは、舌の落ち込みによる

「閉塞性」

のものだとされます。

以前も取りあげましたが、医療機器としては、例えば以下特許に示されている
ような電気刺激型のものが、既に開発されています。

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