試合でシュートが入らない…どうする?
男女ともに日本代表のパリ五輪では、グループで敗退という結果に終わってしまった。
今回の日本代表がというわけではないが、「シュートが入っていれば…」
「相手のシュートが入りすぎて…」
というような感想は誰もが持ったことがあるのではないかと思う。
今回は、このような試合でシュートが入らないことに対する持論と、バスケットに対する考え・フィロソフィーを書いていく。
シュートが入らないことの原因は?
シュートが入らないと言っても、その理由は1つとは限らない。
単純にタフショットばかりで、そもそも期待値が低いシュートを打っている場合。
シュートの練習・技量がそもそも足りていない場合。
パニックになって普段通りのメンタルで打てていない場合。
今回はこのようなそもそも自分自身の練習・技量が足りていない場合は本題ではない。
本題は、練習を重ねてきて、練習通りのシチュエーションをクリエイトしているのに、入らないときである。
シュートと再現性
練習通りの状況なのに、シュートが入らない。
これはシュートの本質的な特性が影響している。
シュートとは、リングに入ればポイント、入らなければ(惜しくても)0点というものである。
NBAのトップシューターでも半分以上は3Pを外している。
つまり、どんなに練習通りのシチュエーションをクリエイトしても、ラストショットが外れることはよくあることである。(ゴール下など、期待値を上げることはできる)
シュートの結果に目を向けると再現性が低いのである。
逆に DEFに関しては、ボールマンプレッシャー、ディナイエントリー、ローテなど、練習通りのシチュエーションが試合で起こる可能性は高い。
再現性が高いものである。
今回はこの再現性がテーマである。
再現性との向き合い方
バスケットにおいて再現性が高いものといえば、
DEF,セットオフェンスの遂行,
他で言えば、テストの点数や、数字などである。
逆に再現性が低いものは、フリーランス・モーション系、シュート、
他では、健康や寿命もかな…(どんなに健康に気を使ってもいつ死ぬかはわからないし…)
再現性が高いものに関しては、反復・ドリル化で数字を伸ばすことはできる。
変数が小さい分、定数を大きくすることが大切になる。
逆に再現性が低いものに関しては、状況より変数の変化が大きい為、カオスな状況でトレーニングを積む必要がある。
シュートでいえば、ロバストシューティングや、Gameのシチュエーションを切り抜いたシューティング、モーションオフェンスも5on0よりも、 DEFがいる状況での経験値がものをいう。
何より、再現性が低いものではアンラッキーがつきものである。
そのアンラッキーに対して、一喜一憂せず、切り替えられるかが、勝敗の再現性を高めることになるだろう🤔