雪で騒ぎになる3つの理由～#雪マウント～

昨日の関東の雪、予想以上に降った。
東京や千葉などはまぁまぁ積もったようで。
埼玉の私の家周辺は、それほど積もらなかったんだけど、翌朝（つまり今朝）の寒さはかなり辛かった。
（さいたま市で-8.3℃）
で、上の写真は我が家の前の道（私道）なのだが、日陰なので余計にかっちかちに凍ってた。

ネットで話題になった「#雪マウント」

首都圏で雪が降るだけで、マスコミは大騒ぎします。
数センチ積もれば、大騒ぎだけでなく、鉄道も遅れたり運休したり。
道で歩行者は滑る、車もスリップしたり空転したりする。
雪国の人からすれば、数センチ積もったくらいで騒ぐな、という輩がまぁ多いこと。

ネットに、こんな記事があるのを見つけた。

　4年ぶりの大雪に、都心では交通事故やダイヤの乱れが多発するなど混乱の様子を見せているが、TwitterなどのSNSでは「#雪マウント」なるハッシュタグが生成され、日常的に積雪が発生している地域の住民からはこんな声が聞かれた。
《積雪10cmくらいで騒ぐ都民、車乗るなよ》
《アスファルトが見える間は「積もった」とは言わない》
《こっちは一日60cmとかザラですよ。》

（1/6(木) 20:41配信　Yahoo!『都心の「大雪警報」発令にネットでは“雪マウント”…「10cmで騒ぐな」「なんの自慢にもなってない」と不毛な論争」』）

「雪マウント」って言葉。
昨日、Twitterではこんな言葉がトレンドになったそうだ。
私個人にも雪国在住の友達が何人かいて、似たようなことは言っているけど、彼らも、首都圏の状況がわかってて言ってるんで、あまり気にしていない。

雪で騒ぎになる3つの理由

首都圏の雪が騒ぎになるのには理由がある

①マスコミが騒ぐ
首都圏は、そもそも雪がめったに降りません。
騒ぐのは、テレビ局のキー局（NHK、日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東）が東京にあるから。首都圏のローカル枠だけで騒げばいいのに、全国ネット枠で騒ぐから、他地域、特に雪国の人らからマウント取られる。
もっとも、マスコミも騒ぎすぎだと思うけど。
（ニュースのネタに出来るからうれしいのかも？）
※ただ、本当に雪道は危険なので、その注意喚起は重要かと）

②そもそも雪あまり降らないので無防備

それと、そもそも融雪装置や除雪設備はない。
あまり降らない雪のために設備投資できないでしょ。
維持だけでもコストかかるのに。

靴だって、雪国に行く人はそれ用の靴は持ってるだろうけど、そうじゃない人は持ってないから、いつもの靴を履かざるを得ない。
そんななか通勤などで外出せざるを得ないのである。
例えば、一斗缶を持った戦闘態勢のダンプ松本に、無防備のド素人が突撃するようなものである。
そして、そんな時にノーマルタイヤで運転する輩や、安全を顧みず出社を強要したり速やかに帰宅させない人事や経営者は論外ですが。

③大雪の定義が違う

それと、地域によって大雪の定義が違う。
雪国は数センチ程度では大雪には当然ならない。
が、無防備な首都圏は、たった数センチでも大雪となる。

ちなみに雪質も寒さの質も違う

あと、北海道から上京してきた以前の職場の元同僚に言わせると、北海道と雪質が違う。
そして北海道以上に滑りやすくなってるから、危ないと。
さらに、（雪の日に限らず）冬の寒さの質が違うと。
雪の日に北海道に行ったことがあるけど、雪質は確かに違う。
寒さも、首都圏の寒さは痛さを感じるけど、北海道はそうでもない。
それに、北海道は室内という室内ほぼ全体的に暖かい。

最後に･･･マウントするならマウント返しじゃw

つまり、雪国の人は「雪マウント」取ってくるけど、そもそも雪国とは違うんです、同じ視点で見るな、と言うことです。

せっかくなので･･･マウント返し。
雪国が夏に35℃オーバーしたくらいで騒ぐなと。
こっち（埼玉）は40℃オーバーするんだぞと言いたいw
それと同じです･･･（たぶん違うw）

【昨日の1日1新】
知り合いがSNSで紹介してた、とある自己紹介本（Kindle unlimited）を読み始めた